位置情報を参照できる標準プロトコル|FOAM
FOAMというプロジェクトは、分散性、プライバシー保護を維持しながら検閲されないGPSの代わりとなるような位置情報のインフラを提供することを目的としています。
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位置情報を参照できる標準プロトコル|FOAM
FOAMというプロジェクトは、分散性、プライバシー保護を維持しながら検閲されないGPSの代わりとなるような位置情報のインフラを提供することを目的としています。
あらゆるサービスに位置情報が活用される中で、Googleなどの主体があるものに管理されていることに課題を定義しています。また、1つの主体に位置情報の完備を任せるには、荷が重く国連の調査情報では、世界の70%の土地の情報は集まっていないとのことです。
FOAMの競合として、OpenStreetMap (OSM)というオープンソース位置情報サービスもありますが、情報の正しさをユーザー同士で評価する仕組みがありません。また、GPSでは屋内の位置情報の検証は難しく、バッテリー消費が激しいといった課題もあります。
そこでFOAMでは、CSC(Crypto Spatial Coordinate)といった新しい位置情報のコード化の規格を作っています。CSCは、ジオハッシュ+Ethereumのコントラクトアドレスで構成されています。このような形で位置情報がどんどん追加されていき、スマートコントラクトを通して位置情報の参照が可能になります。
この場所の追加はTCR(Token Curated Registry)というアーキテクチャを採用しています。これはトークンのインセンティブ設計を活用して情報のホワイトリスト、ブラックリストを作成するというものです。これによってトークン保有者(50FOAM)で位置情報を検証しながら追加していくことができるということです。
下記URLから実際にアプリケーションに登録された位置情報の確認ができます。
[blogcard url=”https://map.foam.space/#/at/?lng=139.7528866&lat=35.6907341&zoom=12.33″%5D
Reference
https://foam.space/