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BlockTower Capital|レイヤー1プロトコルへの投資は過大評価されている

レイヤー1プロトコルへの投資は過大評価されている
Ethereum以外の多くのスマートコントラクトプラットフォームは、非常に過大評価されており、業界の前進を妨げています。開発者を特定のレイヤー1のプロトコルに駆り立てるものは一体何なのでしょうか?


BlockTowerは、The BlockやTrustTokenにも投資をしている、仮想通貨投資に特化したベンチャーキャピタルです。

レイヤー1プロトコルへの投資は過大評価されている

Ethereum以外の多くのスマートコントラクトプラットフォームは、非常に過大評価されており、業界の前進を妨げています。これは主に投資家の責任です。

現在のところ多くの投資家は、プログラマブルでSoV(価値の保存)性があると見なされた場合にのみ、ETHの評価が理にかなっていることを認めています。しかし、その道は長く険しいと言えます。競合するプラットフォームプロジェクトの大部分は、tx/sの増加、シャーディング、バリデーターの数、PoS、検証方法など、技術およびガバナンスの軸でイノベーションを提供していますが、いずれにしてもSoV性に繋がるものはありません。

確かに過去現在のEthereumが課題としている部分を解決する形で多くのスマートコントラクトプラットフォームがローンチされてきました。いずれにしても価値の保存「SoV」性に繋がっていないという意見には納得できます。そもそもSoV性を高めるにはどのようなアプローチが必要なのでしょうか?

考え方としては、「Ethereumを大幅に改善することができれば、開発者は間違いなく移行するでしょう。開発者が移行すれば、トークンはSoVを持つ可能性があります」というものです。ただし、過去Ethereumを超えて開発者の注目を集めることはできませんでした。

SoV性というのは、既存に発行されている資産の価値が希釈化されない仕組み、価値を維持する要素があるのかを考えるとわかりやすいかもしれません。Corey Miller氏の言う「開発者」はSoVの重要な要素であると私は考えます。例えば、Ethereumをハードフォークした優れたプロジェクトであったとしても、Ethereum開発者やブランド、コミュニティーまでもがコピーできるわけではありません。つまり、Ethereumの価値を維持している要素としてこれらは影響しており、価値を維持している要素であると言えます。

開発者を特定のレイヤー1のプロトコルに駆り立てるものは一体何なのでしょうか?

純粋にベースプロトコルレイヤーをより良くするためでしょうか?

私は、そうではないと言います。

ここに関しての私の答えとしては、仮想通貨市場においてレイヤープロトコルへの投資は、最大のリターンが見込めるからであると言えます。これは、Joel Monegro氏の「Fat Protocols」という考え方に影響を受けています。一言で言うと、インターネットにおいて最も価値があるのはプロコル層の上に乗っかるアプリケーションであると言う考え方です。実際にFacebookやグーグルが良い例です。逆にブロックチェーンにおいて最も価値があるのは、プロトコル層であると言うことです。Ethereumブロックチェーン上に開発されたアプリケーションに価値が生まれることで、Ethereumはそれ以上の価値を得ることができると言うものです。これにはトークンエコノミー、cryptoeconomicsの考え方が重要になってきますが、話が逸れるのでここでは割愛します。

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今井 涼二

今井 涼二

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