厳選!知っておきたい市場ニュース!!

PICKS REPORT – VOL.05

仮想通貨に関する普通のニュースに飽きた方のためのレポートです。筆者や著名な人物の間で話題になっている記事にコメントを付け足した、他ではなかなか見ることのできない内容に独自の私見と考察をたっぷりくわえてレポートにまとめています。


Gnosis Safe

イーサリアム のマルチシグモバイルウォレットです。調べてみると今まで課題であったユーザーインターフェースにかなり力を入れています。アカウント復元機能(秘密鍵へのアクセスを失っても、全ての資産を失うわけではない)や多要素認証(鍵が1つ盗まれても資産を盗まれることがない)、複雑なGas LimitやGas Priceに関する情報が隠されていて、かなりシンプルです。

https://safe.gnosis.io/

ウォレット作成方法はこちらからご覧になれます。

 

サブマリンスワップを可能にするZIGZAG

BTC,LTC, ETH, Dashでサブマリンスワップを可能にする「ZIGZAG」。

サブマリンスワップとは、オンチェーンの資金とオフチェーンの資金を交換する方法です。一般的なトレードの流れを下記に記載します。

例えば、AさんはLN(ライトニングネットワーク )でマイクロペイメントをしたいと思っていますが、デポジット(残金)がありません。しかし今手元にETHを保有しているとします。ここでサブマリンスワップに応じてくれるBさんが現れたとします。

Aさんは自身のLNウォレットからインボイス(請求書)を作成して、Bさんに送ります。Bさんはインボイスを元にETHアドレスを生成してAさんに送ります。Aさんはそのアドレス宛にETHを送金します(この時点ではBさんはETHを取り出すことはできません)。

次にBさんは先ほどのインボイスに対して支払いをします。支払いが完了するとレシートが生成されます。このレシートを使用することでBさんはETHを取り出すことができるようになります。

 

NEAR Protocolについて

Near Protocolとは、シャーディングを実装するパブリックプロトコルです。 PoS、シャーディングといったキーワードはEthereumのSerenity(Ethereum2.0)を通じて知っている方も多いのではないでしょうか。Near ProtocolのチームもEthereum2.0と似ているプロジェクトであることを認めていますが、彼らは2019年中旬、なんとEthereum2.0よりも早いタイミングでメインネットをローンチすることを予定しています。

シャーディングの実装はパブリックチェーンをスケーラブルにするために重要なアプローチではあるものの、実装するハードルの高さが課題です。NEAR Protocolの開発チームには、データベース企業でシャーディングの実装経験があるものや、クロスシャードトランザクションと複雑な分散結合を担当していたエンジニアに加えて、4人の元Googleエンジニアが在籍しています。さらに、CEOはイーサリアムのシャーディングに関しても意見を述べたりしています。最近ではVlad氏とチームを組んでシャーディングの研究もはじまり、

今後日本での知名度も高まってくると予想しています(CEOのAlex氏がシャーディング領域でかなり重要な人物であることがVlad氏のブログから分かります)。 そんなNEAR Protocolはいわゆるスマートコントラクトプラットフォームですので、開発者はこのブロックチェーン上にスケーラブルで低コストなアプリケーション構築が可能になります。シャーディングの実装はネットワークをスケーラブルにするための重要な鍵を握っていると言っても過言ではありません。

 

Nuo networkの使用方法

イーサリアム・レンディングサービスで有名なものには「Compound」があります。また、取引所などもレンディングサービスを提供しています。これらと比較するとNuo networkの貸出金利は低いのですが、Compoundのように貸出の度にgas(手数料)が不要な点や、取引所のようなカウンターパーティーリスクがありません。

ウォレットに眠っているイーサリアムを安全に運用することを可能にしたレンディングプラットフォームです。

下記URLをご覧いただくと、登録方法から貸出までの流れを把握することができる有料記事です。

https://rdk.me/nuo-network

 

Meta transaction(メタトランザクション)とは何か?

メタトランザクションはどのような問題を解決するのでしょうか?

例えば、イーサリアム上に構築されたDappsをユーザーが使用する際には、gas(手数料)が必要になります。しかし、ユーザーのほとんどは常にgasを保有しているわけでもなく、わざわざ準備をするのも手間でしかありません。

このgasの支払いをサーバー側(アプリケーション側)が行うことで、ユーザーに対する手間を軽減しています。最大の利点は、ユーザーが秘密鍵をサーバーと共有する必要がなくサーバーを信頼する必要がありません。

 

NEAR Protocol – コンセンサス

Thresholded Proof of stake(TPoS)を採用しています。同プロジェクトは分散性に力を入れており、本来トレードオフとなるスケーラビリティをシャーディングによって補おうとしています。

NEARではコンセンサス形成者を「witness」と呼び、1日ごとのインターバルで選定されます。インターバルは1440slot(毎分1slot)に分割することができ、1slotには1440人のwitnessが存在することになります。つまり、1日に1,474,560人のwitnessがコンセンサスに参加することになります。

下記画像では、2000枚のトークンをステークすることでコンセンサスに参加できることを例としてあげています。

 

Zilliqaのテクニカルペーパーを日本語で読む

日本語で書かれたテクニカルペーパーはスラスラ読めました。スケーリング問題の解決をオンチェーン実装で挑んでいるZilliqaのペーパーはかなりオススメです。

オンチェーンのスケーリング問題は重要課題ゆえに、それを論点とした類似プロジェクトは今後も多くでてくるでしょう。その時に比較する知識を有していることをおすすめします。

 

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今井 涼二

今井 涼二

CoinPicks Admin // CoinPicks Lab Admin // CoinPost専属ライター

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