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The Beginner’s Guide to the NEAR Blockchain – NEAR Protocol 入門書編 –

NEAR Protocolの入門書ともいえる記事を和訳しました。全文の中から日本人でも理解がしやすいように筆者独自の表現に変換している部分が多々ありますのでご了承ください。こちらの記事を読んでいただくことで、NEAR Protocolが市場に何をもたらすのかを理解いただくことができます。


NEAR Protocolの日本版テレグラムはこちらから参加頂けます。

 

The Basics

こちらの記事は、NEARに関して興味がある人のサポートをすることを目的としています。実際にNEARの活動状況をお伝えして、NEARに参加するためにどのような知識が必要になるのかを理解して頂けるような記事になっています。

 

NEARとは何か?

簡単にいうとDeveloper FriendlyなPoSブロックチェーンです。

つまり、非常にスケーラブルで低コストの分散型アプリケーションを開発するためのプラットフォームです。他の「スケーラブル」なブロックチェーンとは異なり、NEARのアプローチはノードがローエンドハードウェア(モバイルデバイスを含む)上で動作することを想定しています。

またNEARは、世界で唯一の最先端データベースシステムを構築した世界チャンピオンレベルのプログラマーを含む特別なチームを構成しており、暗号通貨の世界で最も有名な方に支援されています。

NEARは何のためにプロトコルを開発しているのでしょうか?

それはユーザー自身が資産やアイデンティティーを管理できるようにすることで、インターネット以上に優れた新たな基礎を築くチャンスだと考えているからです。

 

From 10,000 feet…

NEARは基本的に新しいWEBインフラストラクチャーを構築しています。それは大企業による個人情報の収集を難しくするのと同時に、データに対する検閲耐性を提供します。

過去Bitcoinは犯罪者と独裁者によって使用されてきました。今日まで様々な問題や議論があったにもかかわらず、Bitcoinは殺されることなく10年という月日が経過しました。これは分散性と柔軟性を兼ね備えた技術の上に構築されているからです。

Ethereumも同様に、新たなインターネットの構築に取り組み良いスタートを切りました。しかし、結局は初期の技術の成長痛のように開発は行き詰まり、メインストリームに適応するために多額のコストがかかっています。いま、多くの人たちがコストを低く抑えるための方法について試行錯誤しています。

 

From 1,000 feet…

拡張性とコストの問題に取り組んでいるのはNEARだけではありませんが、NEARは優秀なチーム構成を活かして少し違ったアプローチを取っています。

NEARは「Base Layer Blockchain」として市場を整えます。

つまり、私たちはEthereum、EOS、TRON(TRX)などのプロジェクトと同様のエコシステムに属しています。つまり、開発者NEAR Protocol上に分散型アプリケーションを作成できるようにする汎用プラットフォームを構築することを意味しています。

 

The Arc of Technology

Bitcoinは「プログラム可能なお金」または「デジタルゴールド」です。

その機能を果たすために素晴らしい働きをしてきましたが、(私たちが構築しているような)より汎用性の高いコンピューティングプラットフォームとしての利用はほとんどできません。開発者はBitcoinを信頼性と安全性が高まった新たなアプリケーションの一部として使用するようになりました。しかし、トランザクションのブロードキャストには多大なコスト発生し、処理速度は遅く(毎秒およそ4トランザクション)、世界のエネルギーを大量に浪費しています。また、もともとBitcoin上にプラットフォームを構築することを意図していなかったために機能が限られています。

Bitcoinが単なる演算処理機であるならば、Ethereumはゲームを構築することができる空想的なTI-83グラフ演算機(*1)です。様々なアイデアが導入されているものの処理速度は遅く(毎秒14トランザクション)、多大な費用が必要です。これらの問題を解決しようとしても、すでに動き出しているワールドコンピュータをアップグレードすることは困難と言えます。

*1:1996年にTI-82の後継としてリリースされ、欧米では生徒や学生がよく使った。通常の関数電卓としての機能だけでなく、関数のグラフ表示、統計機能などを備えている。どんな計算機能も持っているというわけではないが、プログラムをWebサイトからダウンロードしたり新たにプログラムを書くことが可能となっている。Wikipedia引用

「ステートチャネル」や「サイドチェーン」などの「レイヤー2」スケーリングソリューションは、メインチェーンから一部の作業を取り除き、パフォーマンスを向上させることで、これらの低速(ではあるが安全な)プラットフォームのパフォーマンスとコストを改善しようとしています。このアプローチはBitcoinとEthereumの両方に存在しますが、期待を上回るような成果は得られていません。

2017年から2018年にかけて、多くのプロジェクトがスケーリング問題を解決するために様々なアプローチを取り入れました。彼らは分散化を犠牲にすることで(例えばEOSのように)毎秒数千(またはそれ以上)のトランザクションのスループットを達成しました。しかし、ネットワークを構成する「ノード」が21個であろうが、1,000個であろうがそれぞれが全く同じ仕事を繰り返しているので処理速度に限界があります。

次世代のスケーラブルなブロックチェーンNEAR Protocolのようなプロジェクトは新たなイノベーションを起こします。NEAR Protocolは、ネットワークに参加する全てのノードが全てのトランザクションを検証する作業からを解放されます。

NEAR Protocolは、データベースの世界から「Sharding(以下 シャーディング)」と呼ばれるテクノロジーを使用して、ネットワークを分割することで演算処理の大部分を並列的に行うようにしました。シャーディングを導入することでネットワーク内のノード数の増加に伴い、ネットワークの容量を拡大することができるため、ネットワークの容量に理論的な限界はありません。

他のプロジェクトは、複雑化するハードウェア上でノードを実行する必要があり、ネットワークに参加するためにより多くの労力が必要になります。NEAR Protocolが採用するテクノロジーは(潜在的にモバイル機器のような)ローエンドハードウェア上で動作できるように、ノードを限りなく小さく保つことで多くのユーザーからのアクセスを可能します。結果ネットワークの規模の拡大と分散化を実現します。

 

NEARが構築する分散型ネットワーク

前述したように、NEARプロトコルは分割されたDeveloper FriendlyなPoSブロックチェーンで、開発者はNEAR Protocol上に分散型アプリケーションを構築することができます。

NEARが実際に行っていることを詳しく見てみましょう。

NEARは、現在開発者がアプリケーションを構築するために使用している「クラウドベース」のインフラストラクチャに似ています。データセンターが単一の企業によって管理されているクラウドと比較して、NEARは分散型ネットワークのノードを運用している世界中のすべての人々によって管理しています。

この分散化がなぜ有用なのかについて2つの視点から説明します。

  1. 開発者 / 起業家:このようにアプリケーションを分散させるのは良いことです。開発者としては、Amazonのような単一の会社や政府にアプリをシャットダウンされる心配がありません。歴史を振り返ると企業は単一の会社や政府に殺されてきました。また、開発プロセス中に決済や暗号化など、いくつかの機能にアクセス可能です。これは、従来のアプリケーションでは設定するのが難しい場合があります。
  2. エンドユーザー:コードはすべてオープンソースであるため(それが実際に何をしているのかを正確に把握しているため)、また起動したら変更できないため(だから開発者はあなたのお金やデータを搾取することはできない)、分散型アプリケーションを使用するほうが良い場合があります。さらに素晴らしいことにこのアプリケーションはあなたのデータを蓄積することはないのです。

このネットワークがどのように動作するかをもう少し詳しく調べてみましょう。

 

The NEAR Token

では、実際には誰が分散型ネットワークを構成する個々の「ノード」を運営するのでしょうか。

それはNEARトークンの保有者です。

NEARトークンは、Taxi Medallion(タクシーメダリオン)のように機能します。ニューヨーク州でタクシードライバーになるには「タクシーメダリオン」が必要です。メダリオンは、あなたがタクシーサービスを提供することでお金を稼ぐことを許可都市からの免許です。同様に、NEARトークン保有者は自分のコンピュータを使用してネットワーク上のノードを運営ですることができます。

では、ノードを運営するインセンティブは何でしょうか?

ユーザーはノードを運営することで、ネットワークから取引手数料を得ることができます。これは「Proof of Stake」システムであるため、より多くのトークンをステークするほどにネットワークへの貢献ができ、より多くの手数料を得ることができます。

ユーザーは自身のトークンを「ステーク」(これは基本的には保証金のように預託金にすることを意味します)することでネットワークに対する誠意を示す必要があります。あなたが何らかの悪意のある行動(システムをハックしようとしたり、他人の取引を混乱させようとするなど)を実行するとステークが没収されます。

 

NEARはどのようにして利益を得るのか?

NEARの収益源は「トークン」です。

ブロックチェーン業界で重要なことはビジネスとしてのユースケースを考え出すことです。バブル機において、実際にはトークンを必要としない複雑化した収益化スキームを見てきました。NEARトークンにどのような価値があるのかを説明するのはとても簡単です(上記の「タクシーメダリオン」のアナロジーを参照してください)。NEARトークンが実際にどのように発行されるのか、そしてNEARの「ビジネス」が実際には何を提供するのかを説明しましょう。

まず第一に、ネットワークは最終的に分散化されることを意図しています。つまり、最終的には自律稼働することで第三者による検閲やネットワークの切断等による心配はありません。これが基本的なポイントです。 しかし、完全に分散化されたネットワークを自律稼働するためには、NEARのチーム自身がブートストラップする必要があります。

NEAR Incは、スペースシャトルのロケットブースターのように、このテクノロジを実現するために設立された企業です。その仕事は、オープンソースのブロックチェーンを構築して軌道に乗せるために必要な開発作業を行うことです。それは文字通り誰でもコードの中身を見ることができるようなオープンソースです。コアチームは、システムの更新とバグの修正を続けることができます。この企業の従業員と投資家は、連鎖的にコード化された最初のトークンのバッチの割り当てを受け取ることで、自身の仕事に報酬を与えます。

NEAR Foundationは、ブロックチェーンに関連したアクティブなエコシステムを構築することを目的とした非営利団体です。このFoundationは、最終的にNEARブロックチェーンを運営します。Foundationがこのシステムに関する強力な専門性を持ち、このエコシステムを成功させるために継続的な寄付を行っているため、最終的には多くの人々に受け入れられることを期待されています。オープンソースであるがゆえにNEARブロックチェーンのコードを誰でも自身のチェーン上にコピーして使用することができます。

 

何を目指すのか?

この市場のプロジェクトは、多くの個人投資家がICOへの参加を促すことに重点を置いていました。それは、大きなテレグラムコミュニティを持ったり、有名なアドバイザーを抱えたり、大企業からの見栄えの良い実証プロジェクトを手に入れることなどを意味しています。

NEARには、コードが正確に実装されているかどうかを確かめるために働いている素晴らしいテクニカルチームがあります。彼らが構築するものはすべてオープンソースになるでしょう。そしてチームの専門知識と継続的な開発努力は、市場を大いに前進させます。しかし、テクノロジーは単なる時間効率を高めるのみで、最も重要なことは素晴らしいコミュニティを築くことです。

上述したようにトークン価値の源泉は、保有者に与えられる取引手数料です。ネットワーク上のアクティビティが多いほどに保有者が利益を得ることができトークン価値も上昇します。よってNEARはプラットフォームへの採用にコミットします。

さらに重要なことは、大量のプラットフォームへの採用を目的にするのではなく、規模の大きなプラットフォームやプロジェクトに対するサポートです。そのために機能的な幅と技術的な深さを持つエコシステムを構築することが私たちにとって大切です。そのためには、コミュニティの構築、教育、および全体的なユーザーエクスペリエンスの面で大きな努力が必要です。

幸いなことに、成功すればインターネット以来最大のイノベーションと富を創造する機会になります。

 

NEARが市場で勝者となり得る理由

NEARが市場で勝者となり得る要素を2つの観点から捉えることができます。1つはNEAR Protocolこそが最善の選択肢であること、もう1つはNEAR Protocolが開発者やユーザーにとってより良いものだということです。

 

Execution Matters

私たちのウェブサイトを見てください。

分散型システムの構築経験がある業界で最高のチームであることを知るでしょう。この時点で他のプロジェクトとは一線を画しています。

このテクノロジーは複雑です。技術的に言えば、シャーディングは市場をリードするEthereumを含むいくつものチェーンで真剣に試みられているスケーリングアプローチです。しかし彼らは提案をまとめるのに何年もかかり、それを実行するのにより長い年数がかかると予想しています。シャーディングの実装は簡単なことではありません。

 

開発者とエンドユーザー

市場の現状はとして何百ものチームが独自のプログラミング言語を使用しておりベクトルも異なっています。それは混乱を招き非効率と言えます。

ユーザーが暗号通貨ベースのアプリケーションを使用するまでには非常に長い時間を必要とします。また、ゲームをプレイしたり友達にお金を送ったりするためには、文字通り数十の手順が必要です。これではローンチ前に多くのユーザーが離れていきます。

テクノロジーによって市場がどのように変化していくのかを見るのではなく、テクノロジーを生み出す原動力として、ユーザーエクスペリエンスとユーザーニーズの向上に焦点を当てることが大事です。NEARはこれらの問題を解決するためにより広くコミュニティに関わりながら、サポートするためのツールを開発しています。簡単なことではありませんが、それは「現在」NEARにとっての優先事項となっています。

だからこそ、私たちはNEARを「Developer Friendly」または「Usable」と表現しています。

開発者がアプリケーションを作成し、ユーザーがそれらを採用するのを容易にするようにプロトコルレベルでアプローチしていきます。開発者にとっては、使い慣れたTypeScriptを使用して、アプリの構成を簡単にする一連のツールを構築します。エンドユーザーにとっては、アカウントの設定方法に、より多くの手順や迷惑なウォレットのポップアップを必要としないスムーズなオンボーディングエクスペリエンスを可能にします。

 

NEAR Protocolのユースケースとは?

実際にはブロックチェーンのユースケースについて、サプライチェーンの追跡から国境を越えた支払いなどに使用されていますが、開発段階も初期フェーズであるがゆえに実需としての採用はされていません。

本当にスケーラブルなブロックチェーンが、新たなビジネスの開拓にどのように役立つかについて、既存のビジネスや多くの起業家たちと話をしています。問題を解決するために人々がNEARに期待しているホットな領域がいくつかあり、既存のブロックチェーンが抱える課題はユーザーにとって良いものではありません。

長い目で見れば、初期のインターネット革命と同様に人々がまったく新しいビジネスモデルを発明するまでの間のギャップを埋めることになるでしょう。特に将来の起業家が想像もできない方法で世界を変えることができるツールを構築できることにNEARチームは興奮しています。

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原文

 

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