知っておくべき4つのステーブルコイン

ステーブルコインとは、仮想通貨を米ドルや金のような安定した別の資産にペッグする方法です。
仮想通貨は非常にボラティリティー (*1) が高いことで知られています。
ステーブルコインは、仮想通貨のボラティリティーというリスクを抑えて取引する方法を提供します。

*1 ボラティリティー:一般的に価格変動の度合いを示す言葉で、「ボラティリティーが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティーが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味する。

 

 

▼テザー (USDT)


現在で最もよく知られているステーブルコインは、テザー (USDT) です。
USDTは米ドルに固定されており、多くの取引所で取引可能担っています。
USDTは、Tether社が管理する銀行にUSDTの発行枚数分の米ドルを同枚数保持することで米ドルとのペグを証明しています。

しかし、Tether社の保管している米ドルがUSDTと同枚数分存在することが証明されておらず大きな論争を巻き起こしています。
これを証明するために用意された監査法人「Friedman LLP」は、監査が終わる前にTether社との関係が打ち切りになり、未だその証明が済んでいません。
この問題は市場に大きな影響をもたらしています。

 

▼TrueUSD (TUSD)


Tether社と同様に米ドルにペグしているステーブルコインになります。
TUSDはERC20トークンとして実装されています。
Tether社のUSDTとの主な違いは、透明性です。
定期的な監査を行うためにペグされた米ドルは、エスクロー口座 (*2) と呼ばれる口座にUSDがあることです。

*2 エスクロー口座:売り手と買い手の間に第三者である金融機関を介して、条件付で譲渡金額を決済する仕組みのこと。

TrueUSDチームは資金にアクセスすることはできず、第三者の信託会社によって管理しています。
また、今後のロードマップとして「金 (ゴールド) 」、「円」、「ユーロ」などの他の金額の通貨および資産にペグされたトークンを構築する予定です。

 

▼Havven (HAV)


Tether (USDT) やTrueUSD (TUSD) とは対照的に、HAVのアイデアは完全に分散された通貨であり、米ドルなどの通貨にペグされていないということです。
Havvenネットワークは、2つのトークンで構成されます。

1.HAVトークンは、ネットワークからの手数料によって生成されます。

2. HAVトークンの担保によって価格の安定性が裏付けられます。
参加者は、Nomins (ノーミン)と呼ばれる通貨を発行するために、HAVトークンをスマートコントラクトにロックする必要があります。
Nominsからの取引手数料は、報酬としてHAVトークン保有者に渡ります。

法定通貨に結びついいていないステーブルコインは、未だ実証されていない概念であり初の事例となります。
成功すれば、HAVトークンは、ブロックチェーン上の分散トークンを完全に安定に保つための解決策を見いだすでしょう。

 

▼MakerDAO (DAI)


DAIは米ドルに固定されています。
Daiを作成して取得するには、ETH (WETH) をMakerシステムにロックする必要があります。
安定性は、システムを使用するための手数料およびインセンティブを変更する動的および自律的金利によって得られます。

このシステムでは、CDP (担保付債務ポジション) というスマートコントラクトが使用されています。
ユーザーがCDPを作成すると、システムはDAIを発行してユーザーに渡ります。
その後ユーザーは、ETH (WETH) を取り戻すためにはDAIの返済が必要になります。
CDPに保管したETH (WETH) の価値が維持率を超えて低下した場合、ETH (WETH) は市場で売却されます。

 

 

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今井 涼二

今井 涼二

2015年より暗号通貨を追及中。2018年からは大麻産業の動向も同時に追いかけています。CoinPicksでは「仮想通貨の価値」をテーマに一歩踏み込んだ情報を配信していきたいと思います。

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