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Facebookが発行するLibra(リブラ)と既存のステーブルコインの違いについて

Facebookが発行する仮想通貨のLibra(リブラ)の7つの特徴
Libraのホワイトペーパーから既存のステーブルコインと比較した場合にどこに違いがあるのかについて記載しました。


Q:他のステーブルコインとの違いについて。 – CoinPicks Lab

上記のような質問をCoinPicks Lab内で頂いた為、まずはホワイトペーパーに記載のある既知の情報から既存のステーブルコイン(USDT、USDC、GUSD、etc…)とLibra(リブラ)の違いについて箇条書きしてみたいと思います。

USDTについてはこちらで記載しています。

ステーブルコインのLibra(リブラ)の特徴

  • 準備金に通貨バスケットを採用
    Libraが採用しているリザーブは、価値保全を達成するための鍵となるメカニズムです。既存のステーブルコイン同様に通貨の発行には担保となる資産のリザーブが必要になります。異なるのは担保の方法で、USDTやUSDCのように単一の米ドルのみを担保としたステーブルコインではなく、複数の安定した通貨をリザーブする点にあります。何をリザーブするかは2019年6月26日時点では公表されていません。つまり、「$1=1Libra」ではなく「$1≒1Libra」となるわけです。
  • ネットワークの運営は選出されたバリデータによって行われる
    既存のステーブルコインは「運営会社=発行元」となっていますが、ネットワークのセキュリティ確保と取引の検証は全て選出されたバリデータが担います。多くの方がご存知のように、ステーブルコインにおける管理者の透明性は非常に重要な論点となります。バリデータ候補となっているパートナ企業(以下にパートナー企業の詳細)は、世界的に有名な企業ばかりで安心感という意味では一般ユーザーの心理的障壁を越えるのに十分だと思います。界隈にはこのようなパーミッション型の運用を嫌う方は多くいますが…
  • パブリックチェーンでの運用を視野に入れている
    エコシステムの公開から5年後を目標にパブリックブロックチェーン(非許可型)での運営を視野に入れています。なぜ最初からパブリックブロックチェーンで運用しないのかというと、世界中の数十億人をサポートするための安定性とセキュリティを提供できる実績のあるソリューションがないからということです。
  • パートナー企業が強力

現状のパートナー企業です。Libraのパートナーは、運用開始目処である2020年前半には、約100に増加する見込みです。

  • プログラミング言語「Move」
    「Move」は、Libraブロックチェーンに独自の取引ロジックや「スマートコントラクト」を実装するための新しいプログ ラミング言語です。
  • Libraブロックチェーンには匿名性
    どこまでの匿名性があるのか調査中であるのと、かなりセンシティブな問題であるため詳細はお待ちください。Coinbaseがパートナー企業に入っていることから匿名通貨に対しては、抵抗感がないのかもしれません。しかし、かなり重要な項目であると言えます。
  • インスタグラムアカウントがある
    ぬかりないと言わんばかりのネタです。真面目に答えると、もしインスタグラムも戦略の1つであるのならば親和性は結構高めと考えており、ティーン世代に新たな購買体験とコミュニケーションを提供できるのではないでしょうか?

instagram

今回は簡単に箇条書きにしてFacebookが発行する仮想通貨(ステーブルコイン)、Libra(リブラ)について書いてみました。この中でいくつか深掘りしてお伝えしたい点もございますので続きを書きます。

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今井 涼二

今井 涼二

CoinPicks Admin // CoinPicks Lab Admin // CoinPost専属ライター

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