厳選!知っておきたい市場ニュース!!

イーサリアム・ファウンデーションの今後の計画

発行済みイーサリアム の0.6%を保有しているEthereum Foundation(イーサリアム・ファウンデーション)による今後の資金割当とコミットしていくカテゴリーについて記事があったので和訳して共有致します。2019年中には、エコシステム全体の主要プロジェクトに3000万ドルを投資することを言及しています。


はじめに

Ethereum(イーサリアム )の、開発者やコミュニティーを含むネットワークは1年間で大きな成長を遂げました。そして今、Ethereum 2.0(以下 ETH 2.0)に向けて開発は進められています。その進捗に対してEthereum Foundationは興奮しています。

Ethereum Foundationの役割とは…

Ethereum Foundationは、資金の割当を行うエコシステムの発信者であり、Ethereumの提唱者です。Foundationは発行済みETHの0.6%を保有しています。この資金は、エコシステム全体に投資されていくため、時間の経過とともに減少することを目的としています。そして、資金が正しく使われることはEthereum Foundationの責任です。

また、GitcoinやMolochDAOなどの革新的な資金調達メカニズムを支援することで、持続可能なエコシステムの構築を目指しています。

イーサリアム・ファウンデーション – サポートチームの紹介

ETH 2.0 クライアントチーム

ETH 2.0は、Ethereumプロトコルの革新的なアップグレードを想定して付けられた名前です。Nimbus、Prysm、Sigma Prime、Substrate Shasperなど、Foundationによってサポートされているチームは、ETH 2.0を実現するために日々研究開発に取り組んでいます。

ここ数カ月の間に、Nimbus、Prysm、そしてSigma Primeの Lighthouseテストネットが発売されました。また、他のチームもテストネットの準備をしています。

今後数カ月の間に、多くのテスト、ファジング(ソフトウェアの不具合を発見するためのてテスト手法)、および監査のフェーズに移行しています。ETH 2.0に関わる研究、開発、セキュリティチームによる信頼性と多大な努力に加えて、定期的にデポジットコントラクトを検証し、正式にビーコンチェーンを指定するためにETH 2.0ランタイム検証を行いました。

ETH 1.x

昨年開始されたETH 1.xのイニシアチブは、ETH 2.0への移行を容易にすることを目的として、Ethereumの短期的なスケーラビリティと持続可能性の向上に焦点を当てています。Ethereum Foundationが提供した資金は、Alexey Akhunovによるステートレス・プロトコルとステート手数料に関する研究、および同期プロトコルの改善に関する研究に使用されます。

GethやSolidityのような重要なプロジェクトでも作業は継続されており、サポートされているすべてのチームからの定期的なアップデートが行われています。

ZK-rollup

ZK-rolluupは、Ethereumが毎秒数百トランザクションに達することを可能にするために簡易的なゼロ知識証明を使用します。私たちはBarry WhitehatとMatter Labsの協力をによってリサーチ及び研究開発、そして実行をしてきました。

ETHGlobal

ETHGlobalは世界中でEthereumのハッカソンを主催して、エコシステムに新たな開発者を招待しました。これはプロジェクトや会社の創造を促進することに焦点を当てています。最近開催されたETHCapeTownというイベントでは、参加者の70%が南アフリカ出身で40%がEthereumを初めて利用することがわかりました。

Ethereumの共同研究

Ethereum Foundationは、スタンフォード大学とMITと共に3つの研究ワークショップを開催しました。このワークショップでは、数十人の有能な数学者、コンピュータ科学者、経済学者がEthereumに関する様々な問題を紹介しました。例えば、Casper CBC、VDF、Plasma、ゼロ知識プルーフベースシステム、livenessなどが該当します。これらの問題は、何れにしてもEthereumにとって不可欠なものです。

著名な組織とのコラボレーションによってEthereumuエコシステムを促進する

Foundationは、エコシステム全体を強化する為に、著名な組織がEthereumに関与することを奨励してきました。

特に、Visual Studio CodeとAzure Blockchain Serviceを通じてEthereum開発者をサポートするという長期的なコミットメントにおいて、Microsoftと密接に協力してきました。また、HTCやOperaなどの大企業とも連携して、Ethereumのコミュニティに参加することで、Ethereumブロックチェーン上に構築されるアプリケーションをサポートするように働きかけています。また、ユニセフなどの非営利団体とも連携して、社会貢献のためにEthereumを活用する方法を模索しています。

上記の例だけでなく、Foundationが支援するチームによって行われていることはもっとたくさんあります。 今後数週間のうちに、これらのチームからの更なるアップデートをお待ちください。サポートしているチームは、今後数週間のうちに、さらなるアップデートを予定しています。

今後12ヶ月のリソースの割当

今回、来年のFoundationの優先事項と、エコシステム全体の資金割当について多くの情報を共有できることを嬉しく思います。プロセスと優先順位に必要な変更を加えました。そして、エコシステム全体で多くのチームをサポートするためにグラント・プログラム(補助金)を開始しました。

Foundationにとって、プロジェクトが「内部」であるか「外部」であるかは重要ではありません。 重要なのは、私たちがリソースを効果的に使っていること、そしてEthereumの目標が達成されていることです。 来年にかけて、Ethereum Foundationはエコシステム全体の主要プロジェクトに3000万ドルを投資する予定です。これはEthereumにとって重要な時期であり、エコシステム全体にわたる重要な作業への多大な投資を正当化するものと考えています。

最優先事項をどのように定義するかを明確にするために、リソース割り当ての主なカテゴリーとして、 (i) 明日のEthereumの構築、(ii)今日のEthereumのサポート、(iii)開発者の成長と認識について説明します。

最後に最優先事項を明確にするために、3つの資金の割当について説明します。

カテゴリー分類
1.Building the Ethereum of tomorrow
今後のEthereumの構築について
2.Supporting the Ethereum of today, and
Ethereumのサポートについて
3.Developer Growth & Awareness.
開発者の成長と認識について

続きはこちらから

Join Lab Now

関連記事

  1. ERC998について学びユースケースを考える

  2. Ethereum 2.0について意外と知られていない8つの事実

  3. Ethereumが企業にもたらす11個の利点

  4. Ethereum|レイヤー構造を理解する重要性

  5. ERC725とERC735について学びDappsのユースケースを考える

  6. プライベートブロックチェーンについて再考する

  7. The History of Casper – Chapter 1

  8. The History of Casper  – Chapter 4

  9. Ethereum2.0についての基礎

今井 涼二

今井 涼二

CoinPicks Admin // CoinPicks Lab Admin // CoinPost専属ライター

プロフィールを表示 →

毎週金曜日|ピックアップ情報を配信!

新着記事

  1. Dharma|Smart Wallet
  2. Ethereum|イスタンブールとEIPの内容
  3. シンガポール|ブロックチェーンエコシステムレポート
  4. BlockChainJam2019 supported by ビットポイントジャ…
  5. Avalancheについて|ブロックチェーン3.0
  6. インターネットの定義とEthereumの定義 PART2
  7. 匿名通貨と規制状況|Monero、Dash、Zcash
  8. インターネットの定義とEthereumの定義 PART1
  9. ライトニングネットワークの現状
  10. プライベートブロックチェーンについて再考する
PAGE TOP