CBDCに対するIMFの見解

CBDCに対するIMFの見解

Singapore Fintech Festival 2018で国際通貨基金(IMF)のマネージング・ディレクター、クリスティン・ラガルド(Christine Lagarde)氏は、CBDC(Central Bank Degital Currency)の発行について考慮する必要があると発言しました。一方でIMFの報告書では、現在および近い将来に、CBDCが現金を置き換える可能性は低いと判断しています。

下記図は、Cash(現金)Crypto(仮想通貨)eMoney(電子マネー)のそれぞれに対するユーザーの魅力をレーダーチャートで比較したものになります。(出典:IMF)ユーザーがCryptoに求めるのはカウンターパーティーリスクに対する耐性と匿名性にあることがわかり、Cashも同様に求められているが、全てにおいてCryptoが劣っていると言う見解になります。

CBDCといえばベネズエラのペトロ(Petro)が世界で最も早くローンチしており、Bancar、Afx Trade、Cave Blockchain、Amberes Coin、Cryptia、Criptolagoなどの6ヶ所の仮想通貨取引所にペトロの販売権限を与えています。しかし、その実態は不透明で懸念の声も多いのが現状です。

しかし、私はこのペトロの行方に大きな興味があり、たとえ失敗に終わったとしても、インフレ国や米国の経済制裁を受けている国にとっては非常に良い事例として次に活かすことができます。実際にロシアやイランなどはCBDCの発行を検討しており模索しているようです。新たなイノベーションや文化は、社会が疲弊した時に生まれ意外な形で変化をもたらすと思っています。

 

ERC721とERC725によるVerifiedNFT

ERC721はNFT(Non-Fungible Token)トークンを発行することができるイーサリアム上の規格であり、この規格を用いることで、代替不可能な唯一無二のトークン発行を可能にするものでした。唯一無二のトークンにERC725の規格を組み合わせることでKYCが可能となり、トークンに透明性が生まれ既存市場との調和が生まれます。

このERC725が面白いのがプロトコルレベル(ブロックチェーン上)でKYCを実装できる点にあります。プロトコルレベルでのKYCが可能になることで、取引自体は秘匿化することができユーザー視点で安心した取引が可能となり、サービス提供側からの視点では個々の取引がKYC確認できるようになるとのこと。(私自身仕組みを調査中)

所有権に対するKYC実装は今非常に話題となっており、これはSTOへの盛り上がりからも理解できます。今後ますますKYCに関する議論は続くでしょう。

verified-non-fungible-token
ERC: Identity #725

 

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今井 涼二

今井 涼二

2015年より暗号通貨を追及中。2018年からは大麻産業の動向も同時に追いかけています。CoinPicksでは「仮想通貨の価値」をテーマに一歩踏み込んだ情報を配信していきたいと思います。

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