TokenLab運営者「Coffee」という人物と知見

ゲスト紹介

暗号通貨・ブロックチェーン関連のリサーチ組織TokenLabを運営しています。 お気軽にのぞいて見てください。 暗号通貨の海外ニュースや、技術解説、相場の考察をする クリプトメルマガも配信しています。

こんにちわ。
CoinPicksの今井涼二です。

CRYPTO STORY – 私のリアル –

こちらのコーナーでは、仮想通貨に関わる「個人」に焦点をあてて、知られざるその真実と裏側、そして、それぞれのストーリーに隠された秘話など、毎回多彩なゲストをお招きして、メディアでは決して見ることのできない「リアル」をみなさんにお届けしたいとおもいます。

今回は、TokenLabの運営者「Coffee」さんをお招きして、謎の多いプライベートなお話と、Coffeeさんが今注目しているCryptoAssetに関するお話を深掘りしてみたいと思います。

Coffeeさんは、coffeetimesクリプトメルマガなど、暗号通貨界隈で幅広い活躍と活動をされている一方で、その人物像は謎に包まれています。

今回の対談でその人物像と今後のCryptoAssetの行方について聞いて見たいと思います。

本日からその真相に迫ります。

前回の対談はこちら

 

Coffeeという人物について

今井
Coffeeさんは今どこで何をされている方なのでしょうか?

Coffee
難しい質問ですね笑 今は東京にいて、知り合いの企業手伝ったり、TokenLabなど頑張ってます。あと、新しいプロジェクトの準備もぼちぼちと。

暗号通貨が盛り上がってるスイスに行く予定だったんですが、生活費が高いのとworking permission取得が想像以上に難しかったので、近々アメリカに拠点を移そうと思っています。同じくビザのハードルは高いですが。

今井
東京にいらっしゃったのですね!

暗号通貨関連に関わりを持つ以前は、どのような活動をされていたのでしょうか?また、新しいプロジェクトとはどのような内容でしょうか?お応えできる範囲でお聞かせ頂けたらと思います。

Coffee
はい、5~7月はスイスやアメリカにいましたが、そこから東京のシェアハウスに滞在しています笑 今井さんはどちらにいらっしゃるんですか?差し支えなければ。

暗号通貨関連の仕事をする前は、某通信会社にいました。良くも悪くも”The” centralized entity という感じでした。

新しくやろうとしていることはまだ具体的に言えないのですが、中間搾取状況をトークン使って解決していくようなものです。

今井
中間搾取の解決はこの業界ならではですね。非常に楽しみです。

日本を離れて海外で活動するメリットについて教えてください。

私は岐阜県在住でひっそりと暮らしております。

Coffee
黎明期だけにチェーンの行方に左右される可能性はありますが、論より証拠と思って今後発表できたら嬉しいです。

海外で活動するメリットは、いろんな人に会えることですかね。それ以外は日本にいるのと大きく変わらないかもしれません。

岐阜県にいらっしゃるんですね。機会があれば遊びに行きます笑

今井
なるほどありがとうございます。逆に私が東京お伺いいたします!笑

Coffeeさんが某通信会社を辞めて、暗号通貨に関わるお仕事をはじめたきっかけについて教えてください。

Coffee
そのときはCoffeeでも行きましょうか。

何かきっかけがあったというよりは、徐々にのめり込んでいって気がついたら、そうなっていたという感じですね。あとはプライベートでも色々ありまして、その辺はオフラインでお話しますね笑

あときっかけというか後押しとなったのは、グローバルに活動しやすいという要素が大きいです。暗号通貨に理解がある人はまだ少ないのと、オープンソースの文脈からも世界中のみんなで貢献していこうという思想があるので。

 

注目のプロジェクト「Livepeer」

今井
今一番注目しているプロジェクトは何でしょうか?

Coffee
たくさんあるので、絞るのは難しいですね。ここ1年間くらい0xに注目していますが、すでに有名なので、対談を面白くするためにマイナーなものでいうとLivepeerとかですかね。

今井
お気遣いありがとうございます。ちょうど良かったです。

AragonがLivepeerの設計からインスパイアを受けているということもあり、私自身も気になっておりました。Livepeerとは一体どのようなプロジェクトなのでしょうか?

Coffee
動画符号化の分散ネットワーク/プロトコルです。デバイスに合わせて符号化する仕事をトークンを持っているマシンが行うことでネットワークが保たれます。

面白い点は2つあって、1つはトークン配布のモデルです。Aragonがインスパイアされたというのはこの部分で、分散プロトコルはネットワークに参加者がいないと成り立ちませんから参加率ターゲットを決め、それを達成するまでマイニングによってもらえるトークン量が増えていきます。

逆に言えば、トークンを持っていても、何かネットワークに対して貢献しないと、持ち分(全体のうちに占める割合,%)がどんどん希薄化していきます。

初期の投資家はリスクをとっている分、十分旨味があるのが普通ですが、この場合は符号化のしごとするTranscoderになるなり、トークンをデポジットするDeligatorになるなりしてネットワークに参加をしないと旨味は薄れていきます。そうすることで分散ネットワークの参加者を上げて初期の鶏が先か卵が先かの問題を乗り越えようというわけです。

面白い点のもう1つは、領域特化のプロトコルだからです。

結局better, faster, cheaperのどれかを実現するものが必要とされるわけですが、分散ネットワークはcheaperを実現する可能性は高いと踏んでます。

例えばLivepeerでいえば、検閲されない動画配信ができるというWeb3.0的思想もそれはそれでbetterな側面はあるかと思いますが、もっとシンプルに、動画配信プラットフォームやアプリが安くできると良いじゃないですか。今ある動画プラットフォームも自分たちで高いお金かけてサーバたてて管理しなくても、分散ネットワークにそれを任せるという具合です。

今井
なるほど。

確かに分散型のアプリケーションがマスに普及するためには、cheaperというのは非常に重要に感じます。しかし、それ以前にホルダーがネットワークに貢献しないといけないというのは、ハードルが高くなかなかスケールしないと感じるのですが、そこはやはり資金提供しているファンドがネットワークがある程度普及してくるまでの間、テコ入れしているのでしょうか?

参加率ターゲットが下回っている場合のインフレ対応は分かりました。逆に参加率ターゲットが下回っている場合は、Aragon同様供給率を減らす設計なのでしょうか?

Coffee
実態としてはそうなる分散ネットワークが多いかもしれませんね。LivepeerもCoinFund, Multicoin, Turing Capitalなどが支援していますし。ただ初期は、資金ではなく技術に参加ハードルが設定されているので、ファンドである必要はないです。

はい!参加者がターゲット率を上回った場合、インフレ率が下がるような設計になっています。

 

今後の動向と最後の一言

今井
プロトコル分野のプロジェクトとして、今後の動向が興味深いですね。Livepeerや0xもそうですが、こうしたプロトコル分野の開発こそが今重要だと感じています。しかし、先ほどおっしゃっていた技術的なハードルが非常に高く、マスに普及するためには、そのハードルを感じさせないようなキラーアプリのローンチが待たれると思うのですが、どの分野からそのようなアプリケーションがローンチされるとお考えですか?

Coffeeさんの考えをお聞かせください。

Coffee
ざっくりゲームと金融が先になりそうですね。あとは上の例と同じように、分散ネットワークの上に今と同じようなアプリが色々乗っかってくるので、どの分野のアプリというのはあまり意識しない気がします。

今井
そうすると既存の条件取引の仕組みをトークンエコノミー化するSTOは筋が良く、マスに受け入れられやすいような印象ですね。もちろんどのチェーンに乗せて、どのような方法でコンセンサスを取るのかなど、別の課題は山積みですが…

今回はCoffeeさんをお招きして、ちょっとだけプライベートなお話と、今注目のCryptoAssetについてお伺いさせて頂きました。最後に何か一言ございましたら、宜しくお願い致します。

Coffee
追加すると、トークンエコノミー化というユースケースもあると思いますが、Token Abstraction(抽象化)がもっと進んでいくとも思います。つまり、あまりトークンとか意識しないとか、途中経過が見えなくなって自動化するべきとか、そういう方向です。それでUI/UXも大切なテーマになっていきます。

あとブロックチェーン関連でリアルなケースを考えると、AIとかオートメーションとかVRとか、そこらへんの領域と混合していく気がします。そこらへん領域が、使う必要があるから使う、という具合かなぁと。ロボットのコードが改ざんされないようにとか。

それでは、今回はありがとうございました。宣伝をすると、TokenLab頑張っていますので、ぜひ一度のぞいてみてください。よろしくおねがいします:)

今井
Coffeeさん今回はお忙しい中対談の依頼を快く承諾頂きありがとうございます。大変貴重なお時間となりました。私がお世話になっているTokenLabについては下記URLからご覧頂けますので、気になる方はぜひご覧下さい。

https://blog.token-lab.org/

本日のゲストはCoffeeさんでした。
ありがとうございます。

 

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今井 涼二

今井 涼二

2015年より暗号通貨を追及中。2018年からは大麻産業の動向も同時に追いかけています。CoinPicksでは「仮想通貨の価値」をテーマに一歩踏み込んだ情報を配信していきたいと思います。

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