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第1回 日本初!地方自治体ICOを実施する岡山県西粟倉村と目指す地方創生

ゲスト

上山 × 今井涼二

 
上山

 

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ゲスト紹介

こちらの対談では、仮想通貨に関わる「個人」に焦点をあてて、知られざるその真実と裏側、そして、それぞれのストーリーに隠された秘話など、毎回多彩なゲストをお招きして、メディアでは決して見ることのできない「リアル」を、みなさんにお届けしたいとおもいます。

今回は、岡山県西粟倉村上山(うえやま)様をお招きして、地方自治体がICO発行に至ったきっかけについてお伺いしたいと思います。

村で仮想通貨に対する反対はなかったのでしょうか?
また、構想段階での課題や問題はあったのでしょうか?

 

地方自治体がICOをはじめたきっかけ

今井涼二

早速ですが、上山さんに質問です。
なぜ、ICOを行おうと思ったのか聞いていきたいと思います。

上山

西粟倉村は2015年から今日まで「ローカルベンチャースクール」を初めとした、若い方々の起業を応援してきました。
その成果もあり、今では約35社の新たな会社が誕生しており、地域にはIターンの方々が約130名くらいおり頑張っています。

今井涼二

毎年増加傾向にあるわけですね。
確かに岡山県自体、移住先として上位にランクインしていますよね。

起業家の支援をして地方創生を目指すという動きは年間計画の中で決まっているのですか?

上山

国には、東京一極集中から地方へ若い方々の移住を進める計画があり、地方創生推進交付金という物で若い方々の起業などの仕事の支援をしていくといった事を5年間続けるんですが、ちょうど今が3年目になりまして、この仕組みも平成32年度で終わります。

今井涼二

なるほど。
今後も都心から地方へIターンしてもらうための政策は加速していきそうですね。

上山

一方地方の方では、仕事を頑張っているが地方の経済がまだ豊かになっていないという状態なので、国の支援は平成32年を過ぎても地方の経済の土壌を高めていくために、ローカルベンチャー支援などの取り組みを継続していく必要があると思います。

今井涼二

まさしくその通りですね。
その際の資金の調達をICOによってしていくということですね。

上山

そうですね。
支援を続けていくといった際は、そのお金をどこから確保するのかというと、地域の資源の価値を高めたり、地域経済の発展や、トークンの発行というもので資金を調達することが、非常に親和性が高いんじゃないかということで、ICOにより資金調達をしてみたいというのが、村の考え方ですね。

今井涼二

なるほど。
ありがとうございます。

 

イノベーションのジレンマと西粟倉村の答え

今井涼二

実は、わたし西粟倉村さんの人口マップを拝見したのですが、やはりシニア層が多い印象を受けまして、日本の仮想通貨ユーザー層をみると、20代や30代と若い方々が多いんです。

上山

そうですね。

今井涼二

西粟倉村としてICOを行うという決断は、外から若者を呼び込みたいという意思がすごい伝わりました。
ただ気になったことは、新しい技術を取り入れることに関して、内部での意見の対立などがあったんじゃないかと思ったんですが・・・?

上山

仮想通貨というものが、まだまだ制度がしっかりしていないですし、関係者の方々と話をしても、仮想通貨自体を理解されていないです。
僕ら自身も完全に理解していないので、危惧があったことは間違いないと思います。

今井涼二

その中でも進められているのは、村の中でICOを用いての資金調達と若者へのアピールができるといった票が多かったからですかね。

上山

そうですね。

実は、今やっている事業は10年前から森林資源をベースにした中で「百年の森林構想」というものをたてて、それから10年、森林の整理を続けながらベンチャー企業を活用した形で10年は木材の価値を見いだす作業だったり、再生可能エネルギーを使った地域の水資源だとか木材資源などを使用して地域の中で経済が循環する仕組みなどを考えたりしていて、その上にローカルベンチャーという、若者の起業の支援の仕組みを作ってきたという経緯がありまして、その中で資金調達法を考えた際にICOというものが一番親和性が高く、可能性が高いという認識を皆さんにはお持ちいただいています。

今井涼二

なるほど。

上山

まぁ、調達に対してはリスクがありまして、実際に存在しない貨幣で大丈夫なのか、村がやって大丈夫なのかなどの意見をいただいています。

資金をベンチャーに還元させる仕組みは、村も関与してバランスをとっていくという仕組みを検討するのですが、トークンの発行については、村とは直接関係ない一般社団法人を設立して、そこが発行していくという構造を現在は検討しています。

今井涼二

大変参考になりますね。

続く…

 

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