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ブロックチェーンのユースケースについて

indiv(@indiv_0110)さんの寄稿記事です。


ブロックチェーンのユースケースについて

こんにちはindiv(@indiv_0110)です。

先日以下の記事を公開したところ結構な反響をいただきました。

ブロックチェーンの最適ユースケースとしての「もう一つの世界」

https://individua1.net/onchain-cross-world/

この記事では、実際のところブロックチェーンに適している用途は何なんだろうとゼロベースで考えたときの結論のみを書いたのですが、その中で

ここでは「それを実現するのにどれだけのエネルギーが必要か」ではなく、「チェーン外要素への依存度がどれくらい高いか」を問題にしています。

という説明があります。

今回はここを掘り下げてみたいと思います。

2018年後半から盛り上がったものとしてはセキュリティトークンが挙げられます。Twitterで情報収集をしている方は目にしたことがあると思います。

 

セキュリティトークンの言い分と反論

確かにトークンで証券を扱えるようになれば面白いとは思います。チェーンは24時間稼働していますし、入口と出口だけKYCに敏感になっていれば、法規制に則った形でトークンの売買が可能になります。

ただし、個人的にセキュリティトークンに熱くなれない理由は「それってブロックチェーンの素直な利用ではないよね」という気持ちがあるからです。

なぜなら、チェーン外の要素への依存度が高いからです。まずトークン化する資産を選定し、その資産をトークン化することを権利者が許可し、更に生成されたトークンは確かに資産の所有権に紐付けられていることを法規制で定めなければなりません。これはブロックチェーン外で必要な作業です。これを「チェーン外要素への依存度が高い」と表現しています。

では、セキュリティトークンがつまらないかというと、そうでもなくて、日本に住みながらアメリカ株やエジプト株、ナイジェリア株が変えたらどうでしょう。非常に面白いと思いますし、実際に株式市場の流動性は上がります。特に途上国で面白いでしょう。途上国には起業家精神を持っている若者がいるわけですが、VCの資金はなかなか流れません。それは単純にEXIT(=会社を売却する)しにくいからです。例えば2年ほど前に東アフリカで展開するJava HouseというカフェがEXITしたのですが、これも創業から約20年弱かかってます。

EXIT目当てで起業する人もいるので、EXITできないことは起業家にとっても初期投資家にとっても投資を積極的に行わない理由となります。ここにセキュリティトークン経由でマネーが流れ込むのは面白いです。

ただし、それがブロックチェーンのイノベーティブな利用かというと、それはむしろ従来の金融のイノベーションであり、ブロックチェーンのイノベーションではないと個人的には感じます。

 

摩擦の少ない使い方

理想論をいえば、このようにチェーンの内と外をまたぐ方式ではなく、内側の世界を拡充させるやり方が望ましいです。記事に書いたことを実現するには膨大な時間とエネルギーが必要なので「素直な利用・摩擦の少ない使い方って言ったって、全然実現可能性が低いじゃないか」とい意見もあると思います。

それはその通りなのですが、インターネットがここまで普及したのは、インターネット空間内で閉じたエコシステムが出来上がっているからです。今後VRが数段階発展すれば、今のインターネットとは違い、現実世界とのつながりの切れた新たな世界が、より鮮明な形で現れると思います。

そしてそのときのこそ、暗号通貨/ブロックチェーンの最適な活用機会が現れるのではないかと考えています。

 

インフレ率の許容度を上げる設計と世界内ファンド

さらにこの話を推し進めると、世界のセキュリティと開発に持続可能性を与える仕組みが重要であることが分かります。

例えばDASHやEOSが良い例ですが、この2つのプロジェクトはブロック報酬の一部がコミュニティファンドとしてプールされ、時価総額が一定以上であれば、プロトコル自身が開発やへの報酬を払えるような仕組みになっています。

コミュニティファンド=時価総額×インフレ率

で決定されるため、時価総額を保ちながら、インフレ率(=ホルダーからの徴税)を設定する必要があります。

VRによって表現される世界が、多くのユーザーにとってかけがえのないもので、感情的に深く繋がったものになればなるほど、エコシステムが活性化し、その世界内の経済活動が大きくなっていきます(=GDP)。さらに、その世界から受ける利得を維持するために書くユーザーが快く払える手数料(=インフレの形で表現)も高くなっていきます。

では、そのようなサービスを誰が設計するのかといえば、プロトコルレイヤーの開発者に相当する人たちです。チェーンを設計するようにして世界を設計し、良いゲームバランスの構築を目指します。それにより人を集め、生活させ、定住させ、世界を拡充させていく。

荒唐無稽な話に聞こえますが、今後VRは急速に発展していき、VR空間も拡大していくのは間違いないでしょう。ハードウェアで決定的なものが出てきていないのが気がかりですが、25年には利用が当たり前になり、30年には社会に影響を与えるほどのキラーコンテンツも出ていると思います。実際、19年20年はVRのプロトタイプのようなものがたくさんでてきて、ガジェット好きのアーリーアダプターが利用していくでしょう。私も利用したことがりますが、視野角の狭さと酔いの防止が大きな課題として感じています。

 

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  • 基礎学習
  • 掲示板

https://lounge.dmm.com/detail/761/

などなど…
今後も学習項目は増えていきます。

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