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ライトニングネットワークが世界に与えるインパクト

ライトニング・ネットワークは、オフチェーン処理によってネットワーク内にデポジットされている分だけを高速で送金することができ、グローバルな決済システムとしての可能性を持ちます。しかし、今回の記事ではそれ以上に伝えたいことがあります。



ライトニングネットワークが世界に与えるインパクト

CoinPicksの質問箱にて下記のような質問をいただきました。

Q最近BTCのライトニング・ネットワークの発展の記事がありましたが、最終的にBTCのライトニングネットワークが拡大構築されることでどこまでの規模の決済送金ができるようになる可能性があるのでしょうか?

質問ありがとうございます。

早速上記質問内容について回答をしていきたいと思います。

 

ライトニング・ネットワークがもたらす決済システム

ライトニング・ネットワークに興味を持って頂けたということで、関連する記事を執筆した甲斐がありました。

ありがとうございます。

「ライトニング決済が拡大していくと、どこまでの規模の決済送金ができるようになるのか」という部分ですが、ネットワーク内にデポジットされている分だけ送金として使用することができ、グローバルな決済システムとしての可能性を持ちます。

1回の最大送金金額についてですが、金額が上がるにつれてキャパシティ不足に陥り成功確率が下がるようです。実際の数値について詳しい方がみえましたらコメントお待ちしています。

HELP:ライトニング・ネットワークを用いたオフチェーン処理にキャパシティ問題があるとおもうのですが、送金枚数と成功確率の相関関係についてご教授下さいませ。

テレグラムの「Tokyo Dragons Den」にて回答をいただきました。

ビッグストーン

送金金額が多くなると成功確率は下がります。いまの多くのチャネルが100万〜200万サトシ前後だとおもいます。なので、50ドルを超えると成功確率がぐっと下がるとおもいます。

去年の夏頃は5万サトシとか7万サトシの送金が通る確率が半分ぐらいだった感じです。今だとそれはほぼ確実に通る感じですね。

200万サトシの送金をacinq経由でブルーウォレット宛に行ってみましたが実験結果は通りました。

通常の買い物の範囲と言うとだいたい100ドルぐらいだと思うのでつまり二百万サトシがいつでも通るようになると本当に 日常決済はライトニングでできるようになると思います

非常に学びになりますね。

ありがとうございます。
今回の質問と合わせて筆者はお伝えしたいことがあります。

ライトニング・ネットワークは世界に何をもたらすのか?

 

ライトニングネットワークは必要なのか?

ライトニング・ネットワークは、ビットコインのスケーラビリティ問題をオフチェーン(ブロックチェーン外)処理によって解決ではなく迂回しています。ビットコインによる決済をオフチェーン処理することで、1ブロック10分という制約を受けません。これによって同一ネットワーク内に存在するユーザーと高速なマイクロペイメント(少額決済)を実現することができます。

マイクロペイメントというと、1円以下の少額決済の実現とよく聞きます。

ところで1円以下の決済(経済圏)って必要なの?

これは非常に面白い視点です。

前回、下記記事でも紹介したようにライトニング・ネットワークを用いた決済サービスは複数存在します。

記事の続きを読むのにマイクロペイメント

予測市場(ギャンブリング)にマイクロペイメント

少額の寄付にマイクロペイメント

・・・・

上記サービスでも確かに少額決済するメリットがあります。

しかし革新性に欠けます。

しかし、これらのサービスから気付きを得ることができます。

それは何か?

Visualization of value(価値の見える化)です。

何気ない感謝の気持ちや些細な行動を可視化して、トークンインセティブによって形にすることができるのです。これは全く新しい経済圏であるがゆえに必要か否かという議論は不毛でしょう。それよりも新たな経済圏を創出するライトニング・ネットワークの可能性は計り知れないと感じます。

2019年2月1日 追記

記事投稿後に2件質問を頂きましたので共有させて頂きます。

Qライトニングネットワークはこのまま広がると10万円から100万円の決済それ以上もできるようになることを目指しているのでしょうか?

あくまで目的はスケーラビリティの改善です。

日常的な買い物で決済の確定までに約10分掛かるのは現実的な数字ではないですよね。それを数秒で完了させることを目的に開発されているのがライトニング・ネットワークです。

GMOリサーチ株式会社調べで日常的な決済で使用される金額は平均2,000円から3,000円とのことです。実質10,000円以下の決済がほとんどでしょうから、この金額がスムーズに決済可能となれば実用化も現実みを帯びてきます。

2019年2月の段階で既に100万Satoshi(約4,000円)から200万Satoshi(約8,000円)の決済が可能になっているようです。ネットワークの安定性はさておき、ライトニング・ネットワークが日常的な決済として使用される基準値に近づいています。

ビットコインの価格市場は低迷していますが、テクノロジーは発展を続けています。

ちなみに10万円から100万円の決済がライトニング・ネットワーク上で、できるようになるかはネットワークデポジットされたビットコインの全体数に依存します。

Qライトニングネットワークは5,000円くらいまでの決済のみまでで、それ以上の決済は他の仕組みを実装または他の通貨(BCHなど)に任せる形になるのでしょうか。

なぜライトニング・ネットワークの送金が100Satoshi(約5,000円)から200Satoshi(10,000円)の送金に留まっているのかというと、ネットワーク内にデポジットされているビットコインの全体数がまだまだ少ないからです。

去年の夏頃はもっと少なかったので、ライトニング・ネットワークで送金できる金額はもっと低かったのですよ。なぜ、デポジットされているビットコインの全体数が少ないと送金額に制限がかかるのかは、また記事にしたいと思います。

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今井 涼二

今井 涼二

2015年より暗号通貨を追及中。2018年からは大麻産業の動向も同時に追いかけています。CoinPicksでは「仮想通貨の価値」をテーマに一歩踏み込んだ情報を配信していきたいと思います。

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