仮想通貨に関する普通のニュースに飽きた方のためのレポートです。筆者や著名な人物の間で話題になっている記事にコメントを付け足した、他ではなかなか見ることのできない内容に独自の私見と考察をたっぷりくわえてレポートにまとめています。
BEAMについて知ろう
先日BEAMは日本の株式会社リクルートが設立した投資ファンドから出資を受けたことで、国内でも話題となっているにもかかわらず、その実態は意外と知られていないのではないでしょうか。
BEAMを一言で言うと、スケーラビリティとプライバシーに特化した暗号通貨です。ZcashやMoneroのような古参の匿名通貨は、プライバシーに特化しているもののデフォルト機能ではなかったり、トランザクションが肥大してしまったりと課題も多くあります。
それらの問題をMimbleWimbleプロトコルを実装することで解決したプロジェクトがBEAMです(同様のプロトコルを採用したプロジェクトがGRIN)。
私は個人的にこのプロジェクトの未来は明るいと感じており、引き続きウォッチしていきます。
DAIをSNS上で送信
DAInoはユーザーのソーシャルフィード上にボタンを追加するChromeの拡張機能です。ユーザーは誰にでもxDAIをピアツーピアで送信することができます。
Lappsの紹介
■ 何とも言えない懐かしさが残るスーパーマリオブラザーズ含むアーケードゲームをマイクロペイメントをすることでプレイ可能です。
■ Tippin.meをChromeの拡張機能として追加することで、Twitter上で誰にでもマイクロペイメントをすることができます。導入していない相手には、招待通知となり非常に応用性が高い拡張機能です。
CoinPcisksとしても対談時にコメントを頂けた方に「Tippin」を通してマイクロペイメントをする企画を実施中。
https://chrome.google.com/webstore
■ 市場で時たま目にする「ビットコインは死んだ」と言う記事に対して花を添えることができます。もちろん花を添えるのにマイクロペイメントが必要です。
■ 1,000Satoshiを支払うことでチキンを焼くところをリアルライブストリームで見ることができるというかなりマニアックなネタです。
■ coinflipは50/50でSatoshiを増やすことができるギャンブルです。
Quadratic Sharding
Ethereumには4つの主な問題が存在しています。
- Privacy issues
- Safety issues
- Safety of smart contracts
- Scalability issues
これらの課題のうち④以外は解決されていると、Vitalik Buterinは述べています。④のスケーラビリティの問題を解決するためには、分散化又はセキュリティを犠牲にする必要があります。
Vitalik氏は3から5年以内にShardingを通して、イーサリアムを1秒間に何千ものトランザクションに拡張したいと言っています。
そのためには、Quadratic Shardingのリリースが重要になってきます。また、NEAR Protocol( @NearProtocol )はその研究をしています。
Quadratic Shardingとは、例えば、Beacon chain内のノードを含めてネットワークを運用しているノードが4倍高速になると、各shardは4倍以上のトランザクションを処理することができ、Beacon chainは4倍以上のシャードを処理できるようになります。システム全体のスループットは4 x 4 = 16倍に増加します。
Exponential Shardingという提案も活発的に行われています。
これは分割されたshard(親shard)の下にshard(子shard)を形成する提案です。
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