テストネット上でETHの送金をやってみる

テストネット上でETHの送金をやってみる
今回は、イーサリアムの「テストネット上でETHの送金手順」について専門用語を省き、事例を使いながら説明しています。こちらのレポートを読んで頂くことで、実際にテストネット上でETHの送金を試していただくことができます。百聞は一見にしかず、ETHの送金を試したことのない方は、実際に試した上で専用サイトを使用してその状態を確認してみましょう。どうぞご覧下さい。


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テストネット上でETHの送金手順

前回のレポートでは、Ethereumのコードベースでの理解を深めることを目的として、MetaMaskのダウンロード方法をお伝えした上で、今後の基礎学習として「Ropstenテストネットワーク」を使用していくことをお伝えしました。

前回のレポートはこちらです。

[blogcard url=”https://atomic-temporary-106217043.wpcomstaging.com/preparation-of-metamask/”%5D

今回は、Ropstenテストネットワーク内でテスト用のETHを使用して送金テストを行ってみましょう。

MetaMaskを開きアドレスのコピーを行います。この時、最上部のタブが「Ropstenテストネットワーク」を開いていることを確認します。

②「Ropsten Ethereum Faucet」と呼ばれるWEBページを開き、①でコピーしたアドレスをアドレスバー部分にペーストを行い、「Send me test Ether」をクリックします。

https://faucet.ropsten.be/

③数秒後に1.5ETHMetaMask上に送られてくることを確認します。上記ウェブサイトでは、5秒ごとにテスト用のETHの送信が可能となっています。

Ethereumはパブリックブロックチェーンと呼ばれ、Ethereumに関連する送受金情報は公開されています。その公開情報は、Etherscanと呼ばれるブロックエクスプローラー上で確認することができます。ウェブサイト内のアドレスバーに①でコピーを行ったアドレスを再度ペーストし、「Search」をクリックします。

https://ropsten.etherscan.io/

⑤アドレスの検索が行われると、③で送信の確認を行った1.5ETHの公開情報を確認することができます。例えば、送信元アドレス、受信元アドレス、送金時間、送金金額、トランザクションハッシュ等の情報を確認することができます。

⑥実際にMeataMask内のETHを送信テストを行ってみましょう。MetaMask内の「振込」をクリックします。

⑦「Etherを取得する」をクリックします。

⑧「MetaMask Ether Faucet」と呼ばれるウェブサイトが開きます。同ページ内の「1 ether」をクリックすることで、MetaMaskが起動し、「確認」をクリックすることで送金が行われます。

通常は、同ページ内の「request 1 ether from faucet」をクリックすることでテスト用のETHを取得することができるのですが、2020224日時点では残高がなく、 ETH を受け取れない為、②のように別のウェブサイトからテスト用のETHを取得しています。

https://faucet.metamask.io/

⑨実際に送金が行われたかを確認してみましょう。送金の確認には、④で使用したEtherscanを使用することで、以下のように1ETHの送金を確認することができます。

ここまでで、ETHの送金までのテストが完了したことになります。

MetaMask内の残高を確認してみましょう。はじめに1.5ETHを受信し1ETHの送信を行った為、残高は0.5ETHとなる計算です。

⑪メインページでは確かに0.5ETH(自動的に四捨五入?)と表示されていますが、右上の丸アイコンをクリックすると上記のような黒塗りのホップアップが表示され、残高が0.499958ETHであることが確認できます。0.000042ETHは何に使用されたのかというと、送金手数料として使用されました。

これは、⑨で確認を行ったEtherscanでも確認をすることができます。

⑫この送金手数料がGasと呼ばれる、Ethereumのスマートコントラクトを動かすために必要なコストです。Gasについては過去に下記URLにて説明を行っています。

Gasに関するレポートはこちらです。

[blogcard url=”https://atomic-temporary-106217043.wpcomstaging.com/turing_gas/”%5D

テストネットにもGasが必要とされる理由は2つあり、1つ目は動作を限りなくメインネットの環境に近づけるためです。2つ目は手数料が無料になると、悪質なコントラクトによって無限に処理が行われるようなプログラムが実行された場合に対処が困難になるため、対策としてGasを導入しています。

まとめ

実際にテストネット上でETHの送金を行ってみた感想はいかがでしょうか。テストネットで試して頂いた、「ウォレットに保有しているETHを指定したアドレスに送信および送信確認を行う」というフローは、メインネットでも同じように機能します。

今回のテストで実感頂きたいのは、ETHという資産を送信先のアドレスさえ知っていれば、僅かな手数料で世界中の誰にでも送ることができるという点、送受信を含むあらゆる情報が公開されており、リアルタイムで状態の確認ができる透明性があるという点、これが銀行のような集権的な組織によって管理されておらず、ユーザー間で処理可能な点など、今までとは違った方法で資産の送信ができるということです。

また、次回からもテストネットを利用して様々な基礎学習を進めていきたいと思います。

 

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MetaMaskの準備

MetaMaskの準備
今回は、イーサリアムの推奨ウォレットである「MetaMask」について専門用語を省きながら説明しています。こちらのレポートを読んで頂くことで、MetaMaskの準備が完了し、次回よりテストネットを利用した基礎学習を進めていくことができます。どうぞご覧下さい。


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MetaMaskの準備

Google Chromeから「MetaMask(以下、メタマスク)」をダウンロードしましょう。

https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn?hl=ja

ダウンロードが完了すると、ブラウザーのツールバー上にキツネの顔のアイコンが表示される為、クリックします。クリックすると以下のような画面が表示される為、パスワードの設定を行います。パスワードの設定後、ニーモニックフレーズと呼ばれる12単語が表示され、バックアップが求められます。ニーモニックフレーズは、暗号資産の秘密鍵同様にウォレット等の所有権を表す唯一無二のものになります。秘密鍵同様、第三者に知られないように厳重に保管する必要があります。

ログイン後、以下のように自身のメタマスク内の資金の状態を確認することができます。今後、メタマスクウォレットを利用して、イーサリアムの基礎学習を進めていきたいと思います。

メタマスクのアカウントページを確認すると、デフォルトでは「Ethereumメインネットワーク」と表示されていることが確認できます。その部分をクリックすることで、様々なネットワークの切り替えを行うことができ、「Ropstenテストネットワーク」「Kovanテストネットワーク」「Rinkebyテストネットワーク」「Goerli Test Network」「Locallhost 8545」「カスタムRPC」の表示が確認できます。

次回から、「Ropstenテストネットワーク」を使用していきます。

 

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チューリング完全マシンにおけるガス(Gas)の役割

チューリング完全マシンにおけるガス(Gas)の役割
今回は、イーサリアムの「チューリング完全マシン」と「停止性問題」について専門用語を省き、事例を使いながら説明しています。このレポートを読んで頂くことで、チューリング完全マシンであるイーサリアムのメリットと課題について知ることができ、その課題の解決方法がどのような形で実装されているかについて理解することができます。


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チューリング完全マシンにおけるガス(Gas)の役割

イーサリアムについて学び始めると「チューリング完全」という言葉を良く目にします。イーサリアムは、ビットコインと異なりチューリング完全であると言われている為、今回の記事ではその意味合いについて掘り下げたいと思います。

1.1 チューリング完全マシンについて

チューリング完全なマシンとは、特別なシステムが備わっている万能なシステムをイメージするかもしれませんが、実はそうではありません。不完全なマシンと比較して、僅かなプログラムで簡単に実装できるというのが特徴です。

チューリングというのはイギリスの数学者、アラン・チューリングの名前から由来しています。

イーサリアムは、冒頭で説明したようにチューリング完全なマシンとしてあらゆるプログラムを実行することができます。つまり、様々な開発言語やプログラムに対応することができ、ワールドコンピュータとしての汎用性が高さがイーサリアムのイノベーション要素とも言えるわけです。

分かりやすいワールドコンピューターの説明についてはこちら

[blogcard url=”https://atomic-temporary-106217043.wpcomstaging.com/ethereum_blockchain/”%5D

プログラムを簡単に実行できるからこそ、悪意あるプログラムの実行も簡単にできてしまします。悪意あるプログラムとは、コンピューターに終わりのないプログラム(無限ループ)を処理させ、負荷をかけ停止させるような攻撃を例に、「停止性問題」と呼ばれるものです。

これは、イーサリアムにとっても非常に重要な問題です。

通常、限られた人だけが使用するプログラムであれば、停止性問題が発生した場合でも、プログラムを再起動や強制終了することで、処理は終了します。しかし、パブリックブロックチェーンを採用しているイーサリアムはそのような解決方法を実行することができません。

何故なら、イーサリアムは限られた人だけに管理されているネットワークではなく、世界中の人間がイーサリアムネットワーク(ブロックチェーン)を維持するために分散的に参加している為、現実的に停止させることができないのです。

つまり、イーサリアムネットワーク上で停止性問題が発生した場合、ネットワークは永遠に同じプログラムを処理し続け、他の処理をすることができずネットワークの詰まりが発生します。そうすると、イーサリアムはワールドコンピュータとして機能しなくなります。

この問題を解決するために、実装されているのが「Gas」と呼ばれるメカニズムです。

1.2 Gasと停止性問題について

Gasとは、イーサリアムのスマートコントラクトと呼ばれるプログラムの規格を動かす為に使用されるコストです。車を動かす為に使用されるガソリン(燃料)のようなイメージを持つと分かりやすいです。

このGasによって、停止性問題を解決しています。

スマートコントラクトでプログラムを動かす為には、事前に必要なGasの量が決められています。そのGasは、トランザクションの中に含まれており、プログラムを動かす命令と一緒に送信されます。そして、含まれているGasが消費され無くなるとプログラムが停止する仕組みになっているのです。車の中のガソリンが無くなり、車が強制的に停止してしまうようなイメージです。

補足事項として、Gasはトランザクション送信時に全て消費されるわけではなく、送信時に一定のGasがトランザクション内に含まれている条件が決められているのみであり、実際にGasが消費されるのはプログラムが動き出してからとなります。

1.3 まとめ

イーサリアムは、チューリング完全マシンとして、様々な開発言語やプログラムに対応することができる、汎用性の高いワールドコンピューターであるというメリットを持ちながら、停止性問題と呼ばれるネットワークを脅かす可能性のある問題がありました。

その停止性問題を解決しているのが、Gasと呼ばれるプログラムを動かす為に必要なコストであり、Gasコスト決められている以上、プログラムも無限にループすることができないということでした。

汎用性の高いイーサリアムブロックチェーンにおいて、Gasは大変重要な役割を果たしていることが理解頂けたかと思います。

 

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イーサリアムの通貨単位について

イーサリアムの通貨単位について
今回は、イーサリアムの「通貨単位」について専門用語を省き、事例を使いながら説明しています。こちらのレポートを読んで頂くことで、イーサリアムの理解にあたって混乱のポイントとなる通貨単位について知ることができます。


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イーサリアムの通貨単位について

1.1 イーサリアムの通貨単位

イーサリアムのネイティブ通貨は「Ether(イーサ)」です。イーサの表記方法として他にも多く使用されるのが「ETH」です。他にもいくつか表記方法がありますが、上記2通りが最も一般的に使用される表記方法と言えます。

よくある誤解として、当レポートの参考文献であるマスタリング・イーサリアムが補足していますが、「イーサリアム」と「イーサ」を混同してはいけません。イーサリアムはシステムを指し、イーサが通貨のことを指しています。

イーサの最小単位は、「wei」です。1イーサは、100wei1018乗)を表します。つまり、Aが保有している1イーサをBに送金する場合に、プログラム内では、100weiという値が処理されています。

その他にもイーサリアムについて学習していくと、「kwei」「mwei」「gwei」と言った単語を目にする機会があるかと思います。kwei103乗、mwei106乗、gwei109乗であると頭の片隅に置いておいてください。

前回説明させて頂いた通り、イーサリアムネットワークを動かす為には、Gasコストの計算と送金が必要です。

前回のレポートはこちら
https://coinpicks.substack.com/p/picks-report-vol24

コストの計算には、weiという単位に基づいて「Gasプライス」と「Gasリミット」と呼ばれる概念が存在しています。Gasプライスとは、取引に使用するコストの量を決定します。Gasリミットとは、取引を行う際に払っても良いコストの上限値を意味します。この概念に関しては、後程しっかり説明をしたい為、今回は割愛させて頂きます。

実際にイーサリアムをAからBに送金する為には、送金に必要なイーサとコストとしてのGasが必要であるという解釈は正しいのですが、それだと大変手間がかかります。

実際には、2種類の通貨を用意する必要はなく、コストとしてのGasはイーサから支払われることになります。つまり、AからBに1イーサを送金する為に「10gwei」必要ということであれば、0.0000000001etherをコスト分として1イーサとは別に支払うことができます。

1.2 まとめ

今回は、イーサリアムとイーサの違いについて説明をさせて頂き、イーサの最小単位「wei」について説明しました。ネットワークを悪意あるプログラムから守る為に設定されているGasには、非常に小さな単位があり、送金時にユーザーの利便性を損なわないように工夫された設計になっていることを理解頂けたのではないでしょうか。

 

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Ethereum2.0|バリデータ要件とコストについて

Ethereum2.0|バリデータ要件とコストについて
イーサリアム2.0のビーコンチェーンが2020年後半にリリースされる際には、ネットワークを保護する「バリデータ」と呼ばれるブロックの提案および検証を行うノードが必要になります。そのバリデータになる為に必要な要件とコストについてご確認頂ける記事となっております。


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ノードの運営に必要な要件

ノード運用自体は、コンピュータとビーコンチェーンの状態を他のノードと共有する為のインターネットさえあれば実行可能です。

バリデータを実行する際のコストには、セットアップコスト、インフラストラクチャーコスト、およびオペレーションコストの3つの主要なコストがあります。インフラストラクチャコストは毎月一定額が必要であり、セットアップコストは最初の1度のみ必要であり、繰り返し発生することはありません。オペレーションコストに関しても毎月必要ですが、運用状況によって月毎に大きく変動します。

コストの内訳は以下のとおりです。

セットアップ
セットアップコストとは、ノード上でバリデータを実行するために必要なハードウェア、オペレーティングシステム、およびソフトウェアの選択、構築、設定、およびテストにかかる時間を金額換算したものになります。

ハードウェアの選択
ノードを実行可能なハードウェアには非常に多くの種類があります。最も重要な要件として、ソフトウェアを実行するのに十分なほど性能が高く、継続的なメンテナンスを必要としないほどに信頼性が高いことです。それ以外にも、サーバの物理的なサイズや動作時のノイズの量(サーバーが自宅にある場合は重要)から必要な電力量まで、選択に影響する可能性のある多くの決定を行う必要があります。

オペレーティングシステムの選択
オペレーティングシステムには、WindowsベースとLinuxベースの2種類があります。それぞれが、異なる機能を提供しており、運用に異なるレベルの専門知識を必要とする多数の製品があります。その中でもセキュリティの強さとシステムが起動するまでの時間を考慮することが最重要であり、メンテナンスの容易性も重要な要件として該当します。しかし、オペレーティングシステムには関しては、慣れ親しんだものを選択することが良いでしょう。

ソフトウェアの選択
ソフトウェアの選択は、実行するバリデーターの数とハードウェアおよびオペレーティングシステムによって選択するべきです。しかし、どの実装が最も適しているかを判断するために、それぞれの実装を評価する必要があります。

ハードウェア、オペレーティングシステム、ソフトウェアの構成
選択したハードウェア、オペレーティング・システム、ソフトウェアを構成する必要があります。これにはセットアップ(ソフトウェアのインストールと有効化)と不要なソフトウェアの削除および開いているポートのクローズ等の作業が必要となります。オペレーティングシステムの自動アップデートの設定、監視機能の追加などにより、将来のメンテナンスコストを削減することができます。

ノードの運営に必要なコスト

インフラストラクチャ
インフラコストとは、比較的一定の規模で毎月支払われるコストです。

電気代
電気代は、ランニングコストとして使用するハードウェアに大きく依存します。Ethereum2.0のバリデーターは、最大限の報酬を獲得するために常にオンラインである必要があるため、電力コストが増大する可能性があります。電気使用量はワットで測定され、通常、電気はキロワット時(KWh)で請求されます。

例えば、150ワット(0.15KW)と約20円の電気の表示価格を使用する一般的なデスクトップコンピューターでは、毎月の電気料金(1ヶ月を30日と仮定)は以下のようになります。

電気料金(2,160円)
=0.15×24×30×20

減価償却費
バリデータサービスを実行する場合、減価償却は大きなコストです。検証プロセスを実行するコンピュータのコストであり、ハードウェアの耐用年数と見なされる期間にわたって分散されます。

ネットワーク
ネットワークコストは、一般的に月単位の固定料金であるため、簡単に計算することができます。さらに、ネットワークは共有リソースであることが多く、他のシステムは同じ接続を共有し、コストも同様に共有することができます。しかし、多くのサーバ・ホスティング・プロバイダは、使用するデータ量が多いほど月末の料金が高くなるというGBあたりの課金モデルを採用しています。

オペレーティングシステム
Ethereum2.0のノードは、WindowsまたはLinuxベースのオペレーティング・システムで実行することができます。前者の方が多くの人になじみがあるが、ライセンス料が発生します。これを購入した場合は、ハードウェアと同じ方法で減価償却する必要があります。

オペレーション
オペレーションコストは、毎月支払われるという点でインフラストラクチャコストに似ていますが、コストの規模は月ごとに大きく変化します。例えば、6か月に1回行われるオペレーティングシステムのアップグレードには数時間かかる場合があり、実施されるべき作業が不規則であるという点が挙げられます。

ハードウェア/オペレーティング・システム/ソフトウェアの保守
ハードウェアに障害が発生し、ディスク容量が満杯になり、ソフトウェアが使用不能になります。これは、ノードを継続して稼働させるために必要な処置が必要になることを意味します。メンテナンスコストは、メンテナンスにかかる時間と、メンテナンスの実行中の資金の損失の2つに分類されます。両方を最小限に抑えるには、定期的に予防的メンテナンスを行うのが最善です。ただし、これには、それ自体が管理と保守を必要とする監視システムが必要です。メンテナンス作業に多大な時間を費やすことになるのは非常に簡単です。そのため、コストが受領した検証者の報酬に比例していることを確認するためにかかる時間を正確に考慮できることが重要です。

ソフトウェアのアップグレード
Ethereum1.0ネットワークでは、過去数年間にわたって、ノードを適宜アップグレードする必要があることが示されています。バグに対応する場合もあれば、プロトコルの変更を実装したり、パフォーマンスを改善したりする場合もあります。アップグレードはメンテナンスと似ていますが、事前に計画を立てて、オペレータにとって最も都合のよい時間に実行できる点が異なります。

ノードを追加することによるコスト

フェーズ0時点では、作業の大部分はビーコンノードによって実行され、バリデータは時々データに署名するだけです。その結果、バリデータの数に関係なく、全体的なコストは比較的横ばいのままです。

フェーズ1では、バリデータごとに作業が増え、バリデータの数が増えるとサーバーが追加されます。その結果、新しいサーバの購入、構成、保守が必要になるため、コストはより頻繁に増加します。

フェーズ2では、各バリデータに対して非常に多くの作業が行われるため、各サーバーは比較的少数のバリデータしか実行することができません。つまり、コストはバリデーターの数にほぼ一致するように増加していく可能性が高くなります。

まとめ

Ethereum2.0でバリデータを実行すると、セットアップ作業、ハードウェアとソフトウェアの減価償却、継続的なメンテナンスなど、多くのコストが発生します。最大のコストは、メンテナンスやその他の不定期の作業によってすぐに時間のロスに繋がります。最高の収益を確保するには、セキュリティやアップタイムを犠牲にすることなくコストを低く抑える必要があります。また、Ethereum2.0のフェーズ1とフェーズ2でコストがどのように増加するかを考慮する必要があります。

Reference
https://www.attestant.io/posts/exploring-ethereum-2-validator-costs/

 

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イーサリアムの「状態」について掘り下げて理解する

イーサリアムの「状態」について掘り下げて理解する
今回は、イーサリアムの「状態」について専門用語を省き、事例を使いながら説明しています。このレポートを読んで頂くことで、イーサリアムを学習するにあたって度々出てくる「状態」について簡潔に知ることができます。どうぞご覧下さい。


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イーサリアムの「状態」について掘り下げて理解する

マスタリングイーサリアムには、「状態(ステート)」について以下のような説明があります。

イーサリアムは「状態マシン」にコードをロードして、ロードされたコードを実行した後に、「状態変化」の結果をブロックチェーンに記録(格納)します。結果をブロックチェーン上に記録することで、データの「状態推移」を追跡することができます。

いまいちイメージが湧かず理解しきれないのではないかと思います。

1.1 状態(ステート)について理解する

簡単に説明すると、ブロックチェーン上に記録されている「状態」を確認することで、トランザクションによって変化した情報の結果を知ることができます。トランザクションには、AからBに対するデータの送信情報が含まれており、データの保有者がAからBに変化したという結果を確認することができます。

また、データの保有者がBに変化したという情報は、過去の履歴(状態)が変化した結果を表しています。つまり、データの保有者がBになる以前の保有者であったAの履歴を追跡することができます。この状態の変化は、イーサリアム特有の「状態マシン」によって行われます。

下記画像は、Etherscanと呼ばれるイーサリアムの様々なデータを確認することができるページをスクリーンショットしたものです。こちらのデータから、状態変化を視覚的に確認することができます。

下記画像の赤枠部分はデータの送信者の状態変化を表しています。つまり、ETHを受信者に送信したことで保有の状態が変化した結果が記録されています。また、Nonce(ナンス)という記載が確認できますが、ナンスとは送信されたトランザクションの数が表されています。

下記画像の赤枠部分はデータの受信者の状態変化を表しています。つまり、ETHが送信者から受信したことで保有の状態が変化した結果が記録されています。

下記画像の赤枠部分は状態変化を承認したマイニング従事者が手数料を受け取った事による状態変化を表しています。

このようにして、状態変化の確認と追跡が可能になっています。

1.2 状態の構成について理解する

「状態」とは、トランザクションによって変化した情報の結果であることが分かりました。また、状態にはWorld state(ワールド状態)とAccount state(アカウント状態)の2つの概念があります。

ここも簡単に説明したいと思います。

ワールド状態の中には、ルートハッシュと呼ばれるデータが含まれており、アカウントステートの中に含まれるトランザクションハッシュまで確認することができます。トランザクションハッシュを確認することで、関連するnonce(ナンス)とbalance(バランス)を確認することができます。ナンスとは、その際に送信された累積トランザクション数を表しており、バランスとは、そのアカウントが所有するETHの量を表しています。

以下の図は、ホワイトペーパーに記載されているワールド状態とアカウント状態の関係図をツリー状に表したものになります。これを「マークル・パトリシアツリー」と呼びます。

上図の「STATE_ROOT」の部分がワールド状態のルートハッシュを表しています。ルートハッシュからツリー状に「NONCEBALANCECODEHASHSTORAGE_ROOT」から構成されるアカウント状態を表しています。そして、アカウント状態のSTORAGE_ROOTの中にトランザクションハッシュが含まれています。

つまり、ワールド状態にはアカウント状態の重要なデータの中身が保存されており、ワールド状態のルートハッシュを確認することで、確実にアカウント状態のデータにアクセスできるということです。この仕組みによって効率的にデータの保存ができています。

1.3 まとめ

今回は、状態と状態の構成について説明しました。

「状態」とは、トランザクションによって変化した情報の結果を指しており、その結果はワールド状態とアカウント状態によって構成されているということです。この2つの構成によって、効率的なデータの保存が行われているということです。

 

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イーサリアムの誕生とヴィタリック・ブテリン

イーサリアムの誕生とヴィタリック・ブテリン
今回は、「イーサリアムの誕生とヴィタリック・ブテリン」専門用語を省き、事例を使いながら説明しています。このレポートを読んで頂くことで、ヴィタリック氏がいつ暗号資産に興味を持ち、イーサリアム開発に至ったかを簡潔に知ることができます。


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イーサリアムの誕生とヴィタリック・ブテリン

1.1 ヴィタリック・ブテリンとは

前回、イーサリアムとは「ワールドコンピュータ」としてあらゆるものをデジタル化することで、世界そのものを1つのコンピューターにすることを目的としたプラットフォームであると説明しました。

イーサリアムとブロックチェーンについて:https://coinpicks.substack.com/p/picks-report-vol21

今回は、イーサリアムの考案者である「ヴィタリック・ブテリン(以下、ヴィタリック氏)」について簡潔に掘り下げたいと思います。

まもなく26歳を迎えるヴィタリック氏が暗号資産に興味を持つキッカケとなった出来事は、お気に入りのゲームキャラクターのパラメーターが運営会社の集権的な運営によって変更されてしまったことに起因するそうです。その後、高校生になったヴィタリック氏はビットコインに興味を持ち、時給5ビットコイン(当時4ドル程)で記事を書いていたそうです。

時代の変化を感じるヴィタリック氏の境遇として、ビットコインをヴィタリック氏に教えたのは父親だったとのことです。その時は、ただの数字の羅列にしか見えず、本質的な価値に気付いたのは別の場所でビットコインについて話を聞いた1ヶ月後であったそうです。

それから、没頭するあまり時間の大半をビットコインに注ぎ、大学を中退した後、ビットコイン界で何が起きているのかを知るために5ヶ月間の旅に出たそうです。

そうして世界を旅した結果、ヴィタリック氏は19歳のときにブロックチェーンプラットフォーム「イーサリアム」を考案しました。

このようにして生まれたイーサリアムが、今世界を巻き込んで多くの人間を熱中させているのです。

1.2 アンドレアス・M・アントノプロスとは

マスタリング・ビットコインの著者としても知られるアンドレアス・M・アントノプロス(以下、アントノプロス氏)は、2012年にSatoshi Nakamotoのホワイトペーパーを読んでビットコインに心を奪われました。当時フリーランスとしてのコンサルタント業務を放棄し、ビットコインについて無料で記事の執筆をはじめたそうです。ヴィタリック氏同様、心を奪われた後は記事を書くんですね。

あまりに熱中しすぎた結果、4カ月間ほど、寝食を忘れて学び、9キロ以上も体重が減っていたとの話もあります。そんなアントノプロス氏も、最初はビットコインを「どーせオタクのコインだろ。」とバカにしていた時期があったそうです。

その後、ヴィタリック氏が作成したイーサリアムの元となるホワイトペーパーを読み、興味を奪われアントノプロス氏は、ヴィタリック氏に対して技術的なことを含む多くの質問をして、意見を求められた際に、「うまく機能しない」言い、その理由について説明したところ、ヴィタリック氏は非常にクリアな回答を既に用意していたとのことです。

アントノプロス氏は、この後に紹介をするギャヴィン・ウッド博士と共に、マスタリング・イーサリアムを執筆するに至ったわけです。

1.3 ギャヴィン・ウッドとは

イーサリアムの初期開発の大きな支えとなった人物として、ギャヴィン・ウッド(以下、ウッド氏)は、プロトコル面でズバ抜けて目立っていたとヴィタリック氏は語っています。

ウッド氏といえば、現在Web3ファウンデーション(Web3 Foundation)でポルカドット(Polkadot)に取り組み、パリティ(Parity)ではイーサリアムとジーキャッシュ(Zcash)のクライアントを作っていることで有名です。

ウッド氏は、2013年に初めて暗号資産に興味を持ち、ビットコインについて調べ始めました。ビットコインのエコシステムについて調査している際に、ビットコイン開発者のアミール氏を通じてヴィタリック氏と連絡を取り合ったのが、出会いのきっかけとのことです。

ウッド氏は、魅力的なプロジェクトを探していたこともあり、それから共同創業者としてヴィタリック氏と共に、イーサリアムの基礎となるプロトコル開発を行いました。イーサリアムのスマートコントラクト向けのプログラミング言語「Solidity」もウッド氏によって開発されました。

そうして、今回アントノプロス氏と共にマスタリング・イーサリアムを執筆するに至ったわけです。

1.4 まとめ

イーサリアムプロトコルの原型は、ヴィタリック氏によって作られ、アントノプロス氏によって多くの人に語り継がれ、ウッド氏によって基礎開発が行われ、いま多くの人の興味を引きつけています。

今回のレポートは、イーサリアムの基礎学習を進めていく上での重要事項ではありませんが、どのような人が関わり、どのような意図があったのかを知ることは、イーサリアムについて理解し、他のプロジェクトを俯瞰する際に意外と役に立つのではないかと思っています。

また、レポートではマスタリング・イーサリアムに記載のあった主要人物のみを取り上げていますが、他にも多くの人が関わり、2015730日、イーサリアムのジェネシスブロック(最初のブロック)のマイニングと呼ばれる承認作業が始まり、ワールドコンピュータとして動き始めたという事実があります。

Reference
マスタリング・イーサリアム
https://wired.jp/special/2017/vitalik-buterin/

 

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「イーサリアムとブロックチェーンについて」専門用語を省き、事例を使いながら簡単に説明してみました。

イーサリアムとブロックチェーンについて
今回は、「イーサリアムとブロックチェーンについて」専門用語を省き、事例を使いながら説明しています。このレポートを読んで頂くことで、イーサリアムとは何か。ブロックチェーンとは何か。そしてブロックチェーンがどのような技術で構成されているのかについて、全部理解して頂けます。どうぞご覧下さい。


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「イーサリアムとブロックチェーンについて」専門用語を省き、事例を使いながら簡単に説明してみました

1.1 イーサリアムとは

そもそもイーサリアムとは何でしょうか。

イーサリアムとは「ワールドコンピュータである」というのは、よく聞く回答ではないでしょうか。

では、ワールドコンピュータとは一体何でしょうか。

ワールドコンピュータとは、その名前の通り、24時間 365日世界中に存在するコンピューターを同士を繋げ、どの国にも規制や管理されることなく、コンピューターの持ち主によって、全てのデータが安全に管理することを可能にします。つまり、世界そのものが「1つのコンピューター」になるシステムであると言えます。

イーサリアムは、あらゆるものをデジタル化することで、世界そのものを1つのコンピューターにすることを目的としたプラットフォームであると言えます。物凄く壮大なスケールを掲げているのです。

ここでは、あえてイーサリアムを構築する様々なテクノロジー(要素)については割愛します。各要素について噛み砕いているだけで莫大な量になりそうなので、当レポートでは内容を絞り込みます。

1.2 ブロックチェーンとは

イーサリアムとは何かについては、大枠理解頂けたかと思います。しかし、イーサリアムについて学んでいくとブロックチェーンという言葉をよく聞くようになります。では、一体ブロックチェーンとは何でしょうか。また、イーサリアムとの関係性は何でしょうか。様々な疑問が湧いてくるでしょう。

前述したように、イーサリアムとはあらゆるデータを個人が自由に誰の規制や管理を受けることなく、繋げることができるプラットフォームでした。例えば、個人が保有しているチケットをイーサリアムプラットフォーム上でデータ化したとします。データ化することで好きなルール、好きな価格、好きな人とチケットの交換をすることができます。

これがメルカリや楽天であれば、そこにはルールがあり、ルールに従って交換する必要があります。

当然、自由度の高いプラットフォームの方が使い勝手はいいです。しかし、ルールがなければトラブルが発生するのが人間です。例えば、ABがチケットを交換したとします。確かにチケットを交換をしたはずなのに、Bさんがチケットをもらってないと言い出しました。チケットを交換したという証拠もなければ、見ている人もいないという困った状況が発生します。

これがメルカリや楽天であれば、ルールによってしっかり管理され、トラブルの発生が最小限に抑えられます。それならば、メルカリや楽天を使った方が良いというのが正論です。ここで自由度の高いプラットフォームにブロックチェーンが大活躍します。

つまり、ブロックチェーンとは、決められたルール(決定事項)を保存しておく場所のようなものです。そして、イーサリアムにとってブロックチェーンは、ワールドコンピュータを維持する為になくてはならない存在であると言えます。また、イーサリアムは決められたルールを参会者全員で守る為の仕組みも提供しているのです。

1.3 ブロックチェーンの構成要素

前述したように、ブロックチェーンとは決められたルール(決定事項)を保存しておく場所のようなものでした。そのブロックチェーンにも、いくつか種類があり、様々な技術の組み合わせによって構成されています。

今回は、イーサリアムとの関係性が強い「パブリックブロックチェーン」の構成要素に焦点を当てて説明したいと思います。構成要素を知ることで、ブロックチェーンがどのような特性を持ちあわせているか、より詳しく知ることができると思います。

パブリックブロックチェーンの要素は以下になります。

P2P(ピアツーピア)ネットワーク
②トランザクションメッセージ
③コンセンサスルール
④状態マシン
⑤ブロック
⑥インセンティブスキーム
⑦コンセンサスアルゴリズム

当然の話、何が何だかわかりませんね。
しっかり噛み砕いて説明したいと思います。

P2P(ピアツーピア)ネットワーク
ピアツーピアネットワークとは、「コンピューター同士の通信方式の1つ」です。他にもクライアントサーバ方式という通信方式があり、こちらの方が多くの方にとって馴染み深いと言えるのではないでしょうか。

簡単に説明すると、多くの人が使用しているLINEやFacebookは、友人とメッセージや電話をする際に、LINE社やFacebook社などの会社(管理者)のサーバーを経由して行われています。この通信手段をクライアントサーバ方式と言います。

一方で、LINE社やFacebook社などのサーバーを経由させずに、メッセージや電話ができる通信手段をピアツーピアネットワークと言います。

パブリックブロックチェーンの構成要素に、ピアツーピアネットワークが採用されていることによって、規制や管理を受けることなくコミュニケーションを取ることができる基盤があるということです。

②トランザクションメッセージ
トランザクションメッセージとは、コミュニケーションの内容です。その中身には、宛先を含む様々なデータが含まれており、今回はコミュニケーションを行う為に必要なデータが多く含まれていると覚えておいてください。

③コンセンサスルール
コンセンサスルールとは、ブロックチェーンの中で決められたルールです。まさしく、ブロックチェーンとは決められたルール(決定事項)を保存しておく場所であると説明しました。それがブロックチェーンでは、コンセンサスルールと呼ばれています。

コンセンサスは「合意」という意味があり、自由度の高いブロックチェーンだからこそ、ルールに基づいて、皆の合意を得る必要があるということを覚えておいて下さい。

④状態マシン
状態マシンとは、トランザクションメッセージの内容について、皆で決めたコンセンサスルールを確認した上で処理を行います。

確認が問題なく完了すると、トランザクション内の様々なデータの内容が更新されます。

⑤ブロック
ブロックとは、前述したトランザクションメッセージを、1つに格納する入れ物の役割を持ちます。

ブロックチェーンでは、皆で決めたコンセンサスルールに従ってトランザクションメッセージを確認する為、確認できるスピードに限界があります。そこで、トランザクションメッセージを1つの大きなブロックに格納した後に、ブロックに要点をまとめた情報を記載してあげることで、より早く内容を確認することができます。

そして、ブロックやトランザクションメッセージの内容は、勝手に第三者に変更されないように、暗号化されているのです。

⑥インセンティブスキーム
インセンティブスキームとは、その言葉の通り報酬が発生する仕組みです。誰の何の為の報酬であるのかについて説明します。

ブロックチェーンには、様々な貴重なデータがトランザクションメッセージの中に含まれており、皆で決めたコンセンサスルールによって、安全性が確認された上でコミュニケーションが行われていました。

しかし、その仕組みを利用して悪事を働くことで、利益を得ようとする人間は必ず現れます。悪事を防止する為にコンセンサスルールが決められているのですが、それでも100%悪意を持った人間を排除することはできません。それは、悪事を働くことで得られる利益の方が大きいからに他なりません。

そこで、インセンティブスキームによって悪事を働くことで得られる利益よりも、コンセンサスルールに基づいてブロックチェーンを健全に運営していくことの方が利益が大きくなるような仕組みを作っています。

つまり、インセンティブスキームとは、ブロックチェーンへの悪意ある攻撃から守る為に設計されており、健全な運営に貢献している人間に対して用意されたインセンティブであるということです。

⑦コンセンサスアルゴリズム
コンセンサスアルゴリズムとは、コンセンサスルールやインセンティブスキームを含む、ブロックチェーンを健全に運営していく為のルールの中核部分です。

以上が、パブリックブロックチェーンの構成要素です。

まとめ

パブリックブロックチェーンとは、コンセンサスアルゴリズムの要素であるコンセンサスルールとインセンティブスキームに基づいて、ピアツーピアネットワーク方式によって個人同士のトランザクションメッセージをブロックにまとめ、状態マシンによって健全に処理とコミュニケーションを可能にするインフラであると理解することができます。

 

Reference
マスタリング・イーサリアム

 

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Dharma|Smart Wallet

Dharma|Smart Wallet
レンディングアプリケーションを提供している”Dharma”は、Smart Wallet(スマートウォレット)を提供しており、将来的に一般ユーザーが増加していくために重要なUIおよびUXに仕上がりつつあると感じたのでご紹介致します。


CoinPicks Labでは、BitcoinやEthereum、時事情報に焦点を絞り毎週金曜日レポートを配信しています。

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Dharma|Smart Wallet

レンディングアプリケーションを提供している”Dharma”は、Smart Wallet(スマートウォレット)を提供しており、将来的に一般ユーザーが増加していくために重要なUIおよびUXに仕上がりつつあると感じたのでご紹介致します。

Dharma Smart Walletとは何か?

中央集権化された仮想通貨取引所やレンディングプラットフォームとは異なり、Dharmaの「スマートウォレット」は、資産を直接的に保持しない「Non Custodial」システムと呼ばれるものを採用しています。

スマートウォレットに対して、2019126日時点で対応しているUSDCDAIを送金すると、レンディングプロトコルであるCompoundに自動的に送り、金利を稼ぐことができます。

メタトランザクション

スマートウォレットは、ユーザーに直感的なユーザー体験を提供しており、スマートコントラクトや送金実行時に必要となるGas代を不要にします。それどころか手数料すら無料にしてしまいます。

Gas代を不要にします」という部分について、これだけでは、その重要性に気付くことはできませんが、実はユーザービリティの向上において、大変重要なポイントであるといえます。例えば、ユーザーがDAIUSDCしか保有していない中で、スマートコントラクトの実行や送金実行時にETHGas)の購入が必要となれば、大変不便であるとともに、余計な手間がいくつも増え、結果大きな障壁になります。逆にその必要性がなくなるとなれば、ユーザーにとって利便性が大変高くなり、キャズムを超えるきっかけになるともいえます。

それを可能にするのがスマートウォレットに組み込まれている「メタトランザクション」です。

メタトランザクションは、uPortでも実装検討(既に実装されているかは不明)がされており、スマートコントラクトや送金時に必要なトランザクション手数料の支払い時に、ユーザーは手数料の支払いが不要になるというものでした。

少し表現がややこしいのですが、あくまでユーザーによる手数料の支払いが不要になるだけであって、手数料自体は発生しており、Dharmaが代わりに支払いをしています。

金利を稼ぐことに対しても、手数料に関しても、とにかくユーザーの負担を減らす方向性でプロダクト開発が進んでおり、大変興味深いと感じています。

Reference
https://www.dharma.io/smart-wallet

 

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Ethereum|イスタンブールとEIPの内容

Ethereum|イスタンブールとEIPの内容
EIPは、Ethereumの技術仕様に関する改善提案であり、ハードフォークの前に必ず議論されます。誰でもEIPを作成し、Ethereumネットワークの改善を提案することができます。イスタンブールのアップグレードでは、合計11件のEIPが提案され、そのうち6件が導入対象として選択されました。


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Ethereum|イスタンブールとEIPの内容

2019126日頃(ブロック番号#9069000)、Ethereum8回目のネットワーク・アップデートとして「イスタンブール」へのハードフォークを予定しています。イスタンブールはEthereum1.xのハードフォークの一つで、SerenityETC 2.0)の前に行われる予定となっております。

イスタンブール・アップデート

イスタンブールは、スパムブロックを防止し、DoS攻撃に対する全体的な耐性を高めるために、様々なオペコードのコストを変更するアップグレードを提供しています。このアップグレードにより、EthereumZcashの相互運用性が向上するほか、他のEquihashベースの仮想通貨との相互運用性も実現します。オペコードには様々な変更が予定されており、SNARKSTARKなどのプライバシー技術に基づくソリューションのスケーラビリティー性能も向上します。

Accepted EIPs

EIPは、Ethereumの技術仕様に関する改善提案であり、ハードフォークの前に必ず議論されます。誰でもEIPを作成し、Ethereumネットワークの改善を提案することができます。イスタンブールのアップグレードでは、合計11件のEIPが提案され、そのうち6件が導入対象として選択されました。以下はイスタンブールの際に提案され承認されたEIPです。

EIP-152:このEIPでは、BLAKE2bハッシュ関数がEVM上で実行可能になりました。それにより、EthereumZcashおよび他のEquihashベースのPoWコインの間の相互運用性を容易にします。BLAKE2自体は、MD5SHAといったハッシュアルゴリズムの代替として利用できるもので、セキュリティに優れ高速に動作するのが特徴です。

EIP-1108:楕円曲線演算プリコンパイルは現在高価であるため、alt_bn128プリコンパイルガスのコストを削減します。プリコンパイルの価格を再設定することは、Ethereum上での多くのプライバシー・ソリューションと拡張ソリューションに大いに役立つでしょう。

EIP-1344:現時点でチェーンIDを特定のネットワークにどのように設定するかについての仕様はなく、クライアント開発者とチェーンコミュニティによる手動に依存しています。このEIPは、異なるチェーン間のリプレイ攻撃を防ぐためにチェーンIDを提案します。

EIP-1844Ethereumのステートの急速な拡大により、一部のオペコードは以前よりもリソースを大量に消費するようになりました。したがって、このEIPはガス・コストのバランスを取る為に、オペコードを再価格化します。

EIP-2028:オンチェーンデータを呼び出すには、Ethereumネットワーク上でgasを支払う必要があります。EIPの一部は、ガス・コストを現在のバイトあたり68gasからバイトあたり16gasに削減し、より多くのデータを単一のブロックに格納できるように帯域幅を拡大します。

EIP-2200:オペコードのネットガスメータリング変更の構造化された定義を提供し、コントラクトでの使用を可能にし、実装と動作方法が一致しない場合の過剰なガスコストを削減します。

For Node Runners

Ethereumは、分散型のピア・ツー・ピア・ネットワークであるため、Ethereumのインフラストラクチャを実行しているユーザーは、2019121日までにソフトウェアをEthereumのクライアント・バージョンを更新する必要があります。

Infuraを使用している場合は、変更する必要はありません。Infuraは、3年以上にわたって信頼性の高いEthereumインフラストラクチャを運用しており、ネットワークのハードフォーク中に大規模な更新データを処理することに精通しています。

Reference

https://consensys.net/blog/news/everything-you-need-to-know-about-the-istanbul-hard-fork/

 

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シンガポール|ブロックチェーンエコシステムレポート

シンガポール|ブロックチェーンエコシステムレポート
ConsensSysは、金融、ヘルスケア、スマートソリューションという3つの広い領域にわたるシンガポールのブロックチェーン・イノベーションの状況を調査しています。このレポートでは、各分野におけるさまざまなケース・スタディを取り上げ、ブロックチェーンがどのように価値を創出するために使用されているかを説明しています。


CoinPicks Labでは、BitcoinやEthereum、時事情報に焦点を絞り毎週金曜日レポートを配信しています。

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なぜ各国はブロックチェーンと仮想通貨産業の誘致を競っているのか?

IMDAFuture Of Services報告書によると、シンガポールのブロックチェーン市場は、2022年に最大27200万米ドル、2030年までに最大26億米ドルの市場支出を達成する可能性があり、年平均成長率は32.5%を記録しています。同様にGartnerは、2026年までに世界で3,600億ドルをわずかに上回り、2030年には3.1兆米ドルを超える水準にまで拡大すると予測されています。また、年平均成長率(CAGR)は59.04%になると予測されています。

全体的に見て、ブロックチェーン・テクノロジーから生み出される潜在的価値は計り知れないものがあり、シンガポール、マルタ、香港、スイスなど世界中の国々でブロックチェーン企業の採用が進んでおり、程度は低いものの、仮想通貨の採用も進んでいます。

シンガポール・エコシステム・ブロックチェーン・レポートとは?

ConsensSysは、金融、ヘルスケア、スマートソリューションという3つの広い領域にわたるシンガポールのブロックチェーン・イノベーションの状況を調査しています。このレポートでは、各分野におけるさまざまなケース・スタディを取り上げ、ブロックチェーンがどのように価値を創出するために使用されているかを説明しています。例えば、シンガポールの認可された証券取引所は、ブロックチェーンを利用してプライベート市場に流動性を創出しています。

企業がより長いプライベート・ライフサイクルを追求するために株式公開を控えていることから、プライベート市場における資本効率性と流動性の必要性もより差し迫ったものとなっています。公共部門でビッグデータを活用することにも大きな可能性を感じます。

1:ブロックチェーンに関わる、シンガポールの規制環境の整備

シンガポールは一貫して企業寄りであり、ブロックチェーンのような新技術を支持する規制環境を維持しています。シンガポールは10年以上にわたり、世界銀行のEase of Doing Business Indexの上位3か国にランクインしています。企業が新技術を採用し、世界規模で事業を拡大することを奨励するために、多額の政府補助金が存在しています。また、シンガポール政府は2014年、情報通信技術、ネットワーク、ビッグデータを活用して国を変えるソリューションを作るスマートネイションイニシアティブを立ち上げました。

さらに、シンガポール金融管理局(MAS)は、ブロックチェーンと分散元帳技術を使用した国境を越えた決済の実験において民間企業と提携することで実験を積極的に奨励しています。結果、2016年にMASは、金融機関(FI)やその他の企業のスタートアップが、明確に定義された空間と期間内で実際の製品やサービスをユーザーに提供できる環境を作り、革新的なFintechソリューションを実験できるように、規制サンドボックスを設立しました。

規制のサンドボックス内の革新者は、そうでなければ適用されるであろう緩和された規制要件を享受する立場にある。シンガポールの透明性が高く、開放的で、将来を見据えた規制戦略である「革新者と一緒に走ること」は、規制による監視の必要性とバランスをとりつつ、テクノロジーの進歩を取り込んでいます。

2:3つの価値創造メカニズムとしてのブロックチェーンの活躍方法

  1. ブロックチェーンの分散元帳は、バリューチェーンの様々な利害関係者が参加することで、共有元帳上で相互作用することを可能にします。例えば、病院や保険会社は、患者記録の共通データベースにアクセスすることで保険金請求を検証し、即座に処理することができます。
  2. 組織がより多くのトランザクション・データをデジタル形式で作成して保存できるようになると、ブロックチェーン・テクノロジーのトランザクション履歴を維持する機能によって、製品在庫から債務市場におけるカウンターパーティ・リスクに至るまで、あらゆるパフォーマンス情報を提供できるようになります。
  3. 市場が自らを監視できるようになったことで、リスクを軽減し、パフォーマンスのギャップを特定する新たな可能性が生まれました。最後に、ブロックチェーンは、従来の資本市場で可能であったよりも深く、より広範囲に資産の部分所有を可能にするために使用することができます。

3:企業と組織が協力してブロックチェーンを活用する方法

企業と組織のコラボレーションには、2つの点で競争力の鍵となります。第1に、ブロックチェーンはロジスティクスの場合のように、特定のバリューチェーン内の異なる企業間の効率の良い垂直統合を可能にします。また、トレードファイナンスのように、競合同士がより容易に取引することを可能にします。第2に、既存企業と新規企業とのコラボレーションが人気を集めています。多くのブロックチェーン愛好家の当初期待とは対照的に、今日の各セクターの既存企業は、イノベーションのために新しいテクノロジーを採用することに前向きです。

大手銀行や民間企業は、ブロックチェーン技術を利用して業務効率を改善するために、ソリューションプロバイダーと提携する方法を模索しています。確立された企業は市場へのアクセスを提供し、小規模で新興のイノベーターのためのテストベッドを提供します。これらの提携は、既存の企業が競争力を維持するためにも、新しいテクノロジー企業が市場の牽引力を得るためにも重要であるといえます。

Reference
https://consensys.net/blog/enterprise-blockchain/singapores-blockchain-
ecosystem-an-industry-report/?utm_campaign=ConsenSys%20Newsletter&utm
_source=hs_email&utm_medium=email&utm_content=79512236&_hsenc=
p2ANqtz–ajVlUEgOCdWiNpZRLYR6BnQQ902kWYrApQEsusuDLvcXMpg
eL4PjIvQ_kfHfR0sj53A9CWLcRxmWf98nFugc9H4Cekw&_hsmi=79512236

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BlockChainJam2019 supported by ビットポイントジャパン – 先着10名様に限り無料でご招待 –

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下記、ツイートをリツイート頂いた後に、応募の旨を「DM」にてご連絡頂くことで、特別メディア招待枠を利用して、通常11,000円の参加チケットを先着10名様に限り無料でご招待させて頂きます。


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イベント概要について

BlockChainJam2019 supported by ビットポイントジャパンは、その技術をいかに未来を担う人材に繋いでいくか、「これからの未来を創る人材」にブロックチェーンを広く深く知ってもらうことを目的としたカンファレンスです。技術の基本からビジネス分野まで、幅広いトピックについて第一線で活躍する、合計20名のスピーカーをお招きした豪華ラインナップでお届け致します。

昨年も盛況で幕を閉じ、今年で2度目の開催を迎えます。

今年はブロックチェーンプロジェクトの豪華スピーカー陣が、東京大学・安田講堂に集結します。

カンファレンスの内容について

  • ブロックチェーンの最も有効な活用方法について
  • スマートコントラクトの実社会適用について
  • 世界で話題のビットコイン価格評価モデルについて
  • リスクを考慮した上で収益性を評価するSharpe Ratioについて
  • 日本におけるベンチャーエコシステムの課題感とWhy Security Token Offering
  • オンチェーン・ガバナンスについて
  • Tezosの今後の進化について
  • dAppsゲームの課題感と開発したプロダクト概要について
  • NFTと分散金融について
  • ビットポイントの今までとこれからについて
  • Enigma Protocolが変えるブロックチェーンの使い方
  • turingumのビジョンと活動について
  • クロスボーダーな社会信用システムが変える経済圏について
  • 暗号通貨が持つプライバシー機能の事業活用について
  • Al+ Stack & Emeth分散型個人情報ネットワークと分散コンピューティングについて
  • 0xを活用した最先端DeFiアプリケーションについて
  • 0xによりトークン化された各種グッズの取引所について
  • トラストレスなトレードの意義について
  • ライトニングネットワークを用いた決済について
  • NEMジャパンについて
  • NEMエコシステムパートナーズとその役割について
  • NEMの次世代コアエンジンCatapultの新機能について
  • Cosmos vs Polkadotについて
  • 中央集権取引所 vs 非中央集権取引所について
  • ビットコインとブロックチェーンの今後について

各登壇、日本語/英語の同時通訳がございます。
英語がわからない方にも安心してご参加いただけます。

ITやブロックチェーン業界を目指す学生、エンジニアの皆さまにとって、日本で最もアカデミックな場所で、最先端の技術やプロジェクトに触れることのできる大変貴重な1日となるカンファレンスです。

先着10名様に限り無料でご招待について

■カンファレンス無料参加の応募方法
下記、ツイートをリツイート頂いた後に、応募の旨を「DM」にてご連絡頂くことで、特別メディア招待枠を利用して、通常11,000円の参加チケットを先着10名様に限り無料でご招待させて頂きます。

イベントスケジュールについて

登壇予定者と時間

■10:30 開場・受付

■11:00~11:30
オープニングアクト:ハンドパン演奏
ototo 演奏家
峯モトタカオ 氏

■11:30
開会式

■11:40~12:10
ブロックチェーンの最も有効な活用方法とは
トリスタン・テクノロジーズ株式会社 CTO
カルプレス・マルク 氏

■12:10~12:30
スマートコントラクトの実社会適用と得られたインサイトの共有
Cryptoeconomics Lab – Co-founder,COO
落合 渉悟 氏

■12:30~12:50
クリプトと従来の会計との交差点~クリプト会計最前線~
公認会計士 / CryptoGain – CEO / Quantum Accounting 株式会社 – 取締役
木村 兼作 氏

■13:50~14:05
日本におけるベンチャーエコシステムとSTOによるソリューション
CO.NECT 東京大学ブロックチェーン学生起業家支援プログラム 第2回修了生 / 中央大学 / 株式会社日本クラウドキャピタル Product Manage
中村 丞 氏

■14:05~14:35
Tezos とオンチェーン・ガバナンス – “Kyoto amendment” に向けて
Tezos Japan – Scientific director / DaiLambda, Inc. – CEO
古瀬 淳 氏

■14:35~14:50
「ゲームを遊ぶことが価値になる世界、Play to Asset」を目指す博報堂DYメディアパートナーズの戦略
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ ビジネスイノベーション局 dApps事業推進担当
髙橋 信行 氏

■14:50~15:05
NFTと分散金融
ToyCash – CEO
Leona Hioki 氏

■15:05
休憩

■15:15~15:45
ビットポイント の今までとこれから。
株式会社ビットポイントジャパン – 執行役員,CTO
脇坂 茂明 氏

■15:45~16:15
Enigma Protocolが変えるブロックチェーンの使い方
Enigma MPC – Enigma Collective日本代表
Yoshinori Hashimoto 氏

■16:15~16:25
日本初のenigma専門企業turingumのビジョンと活動
turingum株式会社 – 取締役
田原 弘貴 氏

■16:25~16:35
ブロックチェーンが変える、信用ポイントベースの社会について
暗号通貨寄付プラットフォーム KIZUNA – founder
藤本 真衣 氏

■16:35~16:55
暗号通貨が持つプライバシー機能の事業活用について
Zcash Foundation – Executive Director
Josh Cincinnati 氏

■16:55~17:10
Al+ Stack & Emeth分散型個人情報ネットワークと分散コンピューティング
株式会社オルツ -CTO
西村 祥一 氏

■16:15~16:25
日本初のenigma専門企業turingumのビジョンと活動
turingum株式会社 – 取締役
田原 弘貴 氏

■17:10
休憩

■17:20~17:35
0x – 分散型p2p取引所のためのプラットフォーム
0x – Product Manager
Theo Gonella 氏

■17:35~17:50
トラストレスなトレード実現に取り組むRadar
Radar - Product Owne
Whitney Wells 氏

■17:50~18:00
NEMジャパンとNEMエコシステム:日本はNEMでエンタープライズ向けブロックチェーンのグローバルリーダーになれる
NEM Japan – Chief Strategy Officer
Kevin Newman 氏

■18:00~18:10
次世代NEMコアエンジン「Catapult」に迫る
株式会社Opening Line – テクニカルディレクター
岡田 和也 氏

■18:10~19:10
Cosmos vs Polkadot
木村 優 氏 & 渡辺 創太 氏

Centralized Exchange vs Decentralize Exchange
Yoshinori Hashimoto 氏 & Theo Gonella 氏

ビットコインとブロックチェーンの今後
藤本 真衣 氏 & カルプレス マルク 氏

■19:10 閉会式

イベント概要

■名称
BlockChainJam2019 supported by ビットポイントジャパン
■日時
2019年11月17日(日)10:30~19:00
■会場
「東京大学 安田講堂」
〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1
(東京メトロ・南北線「東大前駅」より徒歩10分)
■主催
BCJ実行委員会
■共催
東京大学「ブロックチェーンイノベーション寄付講座」

年に1度の貴重なブロックチェーンカンファレンスとなります。是非、この機会にカンファレンスにご参加ください。

Referrence
https://bcj2019.peatix.com/view

 

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Avalancheについて|ブロックチェーン3.0

Avalancheについて|ブロックチェーン3.0
Avalancheは、追加のプロトコル層を作成したり、何かの機能を得るために何かを犠牲にするのではなく、レイヤ1にスケーラビリティ、迅速なファイナリティ、優れたパフォーマンス、分散化を導入します。


CoinPicks Labでは、BitcoinやEthereum、時事情報に焦点を絞り毎週金曜日レポートを配信しています。

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Avalancheについて|ブロックチェーン3.0

コーネル大学のEminGünSirer教授とAVA Labsの共同創設者である、コーネル大学のPh.DのKevin Sekniqi氏とTed Yin氏が率いる「AVA Labs」チームは「Alpine Snowstorm」のコンセプトを明らかにしました。

これは、Snow‐Avalancheと呼ばれる新しい準安定のコンセンサスプロトコルファミリに基づく次世代ブロックチェーンプラットフォームのためのプライベートテストネットとして構築されました。

過去2~3年の間に複数のプロジェクトが出現したにもかかわらず、ブロックチェーンの分野ではまだ大きなイノベーションは起きていません。これは、未だ解決されない深刻な技術的ボトルネックによって妨げられているといえます。

これまでのブロックチェーンの進化

■ Blockchain 1.0:デジタル保存及び価値の移転

  • Bitcoin:ピアツーピア電子現金システム。
  • Litecoin:ピアツーピアの暗号通貨。
  • Dogecoin:ミームコイン。

■ ブロックチェーン2.0:プラットフォームと機能性/フィーチャ指向

  • Ethereum:スマートコントラクトプラットフォーム。
  • Monero:プライバシー指向の暗号通貨。
  • Stellar:資産間の価値の移転。
  • Dash:マスターノードを利用して追加の機能とガバナンスを実現する決済用の暗号通貨。

上記ブロックチェーン1.0から派生した多様なプロジェクトが存在しています。それらの課題の解決策としてブロックチェーン2.0では、拡張性、パフォーマンス、機能性を向上させるさまざまなプロジェクトがローンチされました。その中には、レイヤ1のみではなくサイドチェーンとしてのライトニングネットワークとステートチャネルのような追加レイヤも組み込まれています。その実装には現状としてトレードオフが伴い、多くの場合分散性が犠牲にされています。

Avalanche Consensus

古典的なコンセンサスとナカモトコンセンサスから学んだ教訓を伴うプロトコルとゴシップネットワークに触発された準安定コンセンサスプロトコルとして「Avalanche Consensus」が提案されています。これは、過去の教訓の長所を組み合わせることでレイヤ1の既知の問題を根本的に改善することを目的としています。

  • 迅速なファイナリティと低レイテンシ:世界中でファイナリティを実現するには、約1~2秒必要です。これは決済処理と確認にかかる時間です。
  • スループットの向上:1,000~10,000トランザクション/秒。NYC Blockchain WeekにてAWSの1,000ノードを超える、6,500TPSをベンチマークしました。
  • 堅牢:確実なコンセンサスを得るために、ネットワークは参加者のIDについて合意する必要はありません。
  • 静止プロトコル:安全性を確保するためにエネルギーや特定のハードウェアリソースを必要としない為、環境に優しいプロトコルです。
  • 高スケーラビリティ:このプロトコルは軽量であるため、拡張性と低レイテンシが認められます。
  • 平等主義のエコシステム:Avalancheプロトコルは平等主義的なエコシステムを構築します。つまり、ネットワーク内のすべてのノードの重みは同じです。マイニング従事者が存在しないため、「プール」へのハッシュパワーの集中化は発生しません。
  • ビザンチン耐性:ビザンチン参加者の大半は、安全性に影響を与えずに許容されます。例えば、Avalancheの特定の構成では、ノードの最大50%をビザンチンにすることができます。つまり、ネットワークをだましてネットワーク全体の不均衡を維持しようとするノード構成になる可能性があります。ただし、2つのノードが同時に2つの異なる色を決定するような方法でこれを行うことはできません。
  • ブロックチェーン3.0:Avalanche

Avalancheは、追加のプロトコル層を作成したり、何かの機能を得るために何かを犠牲にするのではなく、レイヤ1にスケーラビリティ、迅速なファイナリティ、優れたパフォーマンス、分散化を導入します。さらに、このチームは、ブロックチェーン1.0及び2.0から得られた教訓を活用して、現在のプロジェクトのボトルネックとなっている問題を解決に導きます。

「デジタルキャッシュと決済処理」を改善

AVA(Avalanche)がVISAのTPSのほぼ4倍をベンチマークしたという事実以外に、伝えるべきことは多くありません。

  • Bitcoin:7トランザクション/秒
  • Ethereum:15トランザクション/秒
  • Ripple:1,500トランザクション/秒
  • VISA:1,700トランザクション/秒
  • PayPal:193トランザクション/秒
  • AVA:6,500トランザクション/秒

DAppsプラットフォームを改善

DAppsには、Web 2.0 Appsよりも様々な利点がありますが、導入にはコストがかかります。ユーザーがテクノロジーの恩恵を受け、プレミアム機能だけにお金を払うことに慣れているフリーミアムデジタルの世界では、バーチャルな子猫を繁殖させたり、暗号化されたメッセージを送信するために3ドル(約325円)という手数料は高いハードルであるといえます。

イノベーションの初期段階において、このような高コストは目新しいものではありません。携帯電話、コンピュータやモバイルOS、インターネットなどの革新的な製品の歴史において、使用の複雑さや高コストのために、当初は大多数のユーザーがアクセスできませんでした。しかし、テクノロジーが向上し、コストが下がるにつれて採用が増えていったのです。Geoffrey Moore氏は、1991年に出版した著書の中で、ハイテクイノベーションが飛躍的に普及する鍵は、「キャズム」を克服することであると論じています。彼はこの隔たりを、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間に横たわる大きなギャップであると述べています。 参照: (Moore, 1991; Nesmith, 2018)

導入コストの他に、トランザクションがブロックにインプットされるまでには長い時間がかかるため、DAppのパフォーマンスは非常に制限されます。

Ethereumを使用する:
現在のパラメータでは、各メッセージの送信に必要なコストは0.125ドル(約13.56円)で、4~29秒経過後にメッセージが受信されます(平均13秒)。ネットワークの負荷が高くなると、ユーザーはさらに長い時間必要になります。

Avalancheを使用する:
暗号化されたメッセージの送信時間は1~2秒です。トランザクションコストは以下の2つの理由によって低くなります。

  1. コスト値を管理することができる柔軟性。
  2. 余裕のあるネットワーク容量(過負荷になりにくい)。

要するに、Avalancheはクラウドオラクルとしての役割があり、ハードフォークなしにパラメータへの投票が可能であり、動的に調整することができます。これは、ネットワーク参加者がいつでもプラットフォームを最善の状態にすることができ、特定の取引タイプのコストを変更できることを意味します。

「トークン化」を改善

AVAはプラットフォームのプラットフォームであるといえます。あらゆる種類のデジタル資産を誰でも発行することができます。AVAは複数のスクリプト言語と複数のVM(バーチャルマシン)をサポートします。つまり、様々な機能を持つさまざまなノードをサポートすることで、プロセスにおけるデジタル資産、機能、機能の新たなスペクトルを開くことができます。

「分散化と不変性」を改善

Avalancheは極端な分散化を導入しています。これは、軽量で実装/理解が容易で、特殊なハードウェアを必要としないため、数千から数百万のネットワーク参加者が利用できるようにすることで、エコシステムの非常に高い不変性を実現します。

「ビジネス向けブロックチェーン」を改善

  • プライベート・スマートコントラクト
  • レイテンシーとブロックのファイナリティ
  • プライベートサイドチェーン
  • サイドチェーンでの加速の可能性

「ガバナンス」を改善

AVAは投票を通じた経済的ガバナンスを導入しており、これはプロトコル自体の中核機能です。コンセンサスはサブサンプリングされた投票によって得られ、同様の投票メカニズムを完全に分散化されたガバナンス使用することができます。これにより、重要なパラメータの調整など、プロトコルレベルでの変更が可能になります。

例えば…

  • 特定のTXタイプのコストが高すぎる為、AVAネットワークは、特定のTXタイプの実行コストを下げるように投票します。
  • インフレ率が高くなってきているので、採掘率を下げるための投票が開始されます。

基本的にクラウドオラクルであることによって、AVAは台帳の不変性を危険にさらすことなく非常に柔軟であることが分かります。

「ユーザーエクスペリアンス」を改善

この段階ではUXに関する完全な詳細が欠けています。それにもかかわらず、AVA Labsチームは、ユーザーエクスペリエンスの問題と障害をを認識しています。

UI/UXの進化は、ニューヨークのTokenSummit2019にてSirer教授の議題にもなりました。

Reference
https://hackernoon.com/avalanche-ava-blockchain-3-0-a-novel-metastable-consensus-protocol-28cdc4ee8984

 

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インターネットの定義とEthereumの定義 PART2

インターネットの定義とEthereumの定義 PART2
インターネットの定義からEthereumの定義を考えるために、David Hoffmanの記事を一部和訳して提供させて頂きます。


CoinPicka Labでは、BitcoinやEthereum、時事情報に焦点を絞り毎週金曜日レポートを配信しています。

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インターネットの定義とEthereumの定義 PART2

Etherは資産クラス

Ether3つの資産クラスすべてに完全に適合します。Etherの資産クラスフォームは次のとおりです。

  • Ethereumネットワークの共有
  • Ethereumの料金請求
  • Ethereumの作品を制作する権利

Ethereumのシェア

Ethereumネットワークは分散型の組織です。

Ethereumネットワークは、ネットワークの拡大、ユーザーの拡大、より多くの価値の獲得を目的として、 「価値のあるインターネット」 のための製品とサービスを提供しています。優れた製品とサービス(MakerDAOCompounddYdXAugur)を生み出すほど、Ethereumのユーザーは増えます。Ethereumのクライアントは、アプリケーションとそのアプリケーションのユーザーの両方です。

Ethereumの料金請求

ネットワークを稼働させ続けるためには、手数料を支払う必要があります。ネットワークを稼働させる為の労働者であるバリデータは、すべてのユーザー顧客がEthereumのサービス利用規約に従っていることを確認する必要があります。支払われた手数料はバリデータに支払われますが、Ethereumを保護する壁としても機能します。壁の高さは、Ethereumを攻撃するコストです。

仕事を生み出す権利

Etherの所有者は、Ethereum上でアプリケーションを構築し、手数料を徴収する権利を持っています。Ethereumは、Ethereumのネットワークとバリデータの間でインセンティブを調整するメカニズムです。バリデータが仕事をするためには、一定数のETHをステークしている必要があります。Ethereumネットワークのバリデータになり、サービスに対して支払いを受け取るには、ETHを所有してネットワークと連携していることを確認する必要があります。

これらはEtherの構成要素であり、Etherを資本資産としています。

現行のETH 2.0仕様には、動的な発行スケジュールがあります。全体のバリデータが少ないということは、ETH-stakerに対する報酬が多く支払われることを意味します。これは、Ethereumのセキュリティを高めるために、より多くのバリデータを呼び込むための仕組みです。より多くのバリデータがETHをステークする場合、Ethereumにはより強固なセキュリティが提供されるため、各バリデータに支払う金額が少なくなります。

下記画像はステークされたETHの数に基づく、資本資産リターン・レートです。10Mのステーク率では、バリデータは年間5.72%の収益を得ることができます。

しかし、上記のリターン・レートは新規Ether発行のためのものです。また、バリデータはネットワークに支払われた手数料の一部も受け取ることができます。

このスライドでは、Ethereumのトップ・クラスのユーザー(918日)を示しています。徴収された手数料はネットワークの発行に加え、Ethereumのバリデータに支払われます。

Ether is a Consumable/Transformable Asset

Consumable(消費)/Transformable Asset(変換可能な資産)にはさまざまな形式があります。このクラスで最も明らかな資産は、特定の資産そのものではなく、この資産を生成する多数の資産です。それがエネルギーです。

エネルギーは消費可能な資産であり私たちは皆それを使用しています。例えばエネルギーとは、エレベータが人々をオフィスに移動させる方法であり、コンピュータや電話での取引やビジネスを行う方法です。エネルギーは貨物船をも動かし、世界的な交易を作り出しています。私たちの食べ物を温めてくれるオーブンですらエネルギーによって使用できるようになります。

エネルギーのない世界を想像してみてください

エネルギーは世界を循環させており、エネルギーがなければ、役に立たないものを役に立つものに変えることはできないでしょう。このようなエネルギー基盤への需要が、石油に世界的な価値を与え、電気自動車がホットな話題となっている理由、そしてバッテリーが途方もなく高価な理由なのです。

エネルギーは世界経済を動かす経済基盤であるといえます。

Etherはインターネットの経済基盤

Etherのもともとの定義である「Ethereumのガス」はこのことをよく示しています。Etherの消費は、Ethereum内部の経済的車輪を回転させるコストです。Ethereum上のどんな活動であってもEtherは消費されます。

Etherは価値のある資産

DeFiでロックされたETH」の測定基準に注目したことがある場合は、Etherの価値ある資産に注目しています。「ロック」とは、それが何かの担保としてどのように使われているかということです。Ethereum上の何らかの資産を支える価値として機能するという確約がなければ、それは「ロック」ではありません。

Etherは、権限の不要なグローバル資産として、Ethereum上で権限の不要な金融機関を生成する手段となります。私たちはこれらのパーミッションレスな金融機関を「アプリケーション」と呼び、その経済ネットワークを「DeFi」又は「オープン・ファイナンス」と呼んでいます。

Ethereum上のオープン・ファイナンスアプリケーションが、何らかの担保を元に実行されている場合、権限不要な金融アプリケーションは成立します。

Ethereumの最初のDAppMakerDAO

MakerDAOEthereum上でのオープン・ファイナンスの構築に不可欠です。金融には安定性が不可欠であり、Etherへの安定した裏付けがあれば、Ethereum上の金融アプリケーションの多くは簡単に動作します。CompoundDyDxSetなどのプラットフォームでは、アプリケーションが機能するために安定した通貨が必要です。

Ethereumにはたくさんのステーブルコインがありますが、許可不要なステーブルコインは、Maker DAOにより発行されたDAIしかありません。DAIEthereum上で唯一のネイティブのステーブルコインであり、Ethereum上の唯一の信頼できない資産、Etherによって裏付けされることで、その生成を実現しています。

DAIEtherの価値の蓄積関数によってその価値を維持すると同時に、その過剰担保化によってパーミッションレスを作ります。

パーミッションレスなファイナンスを実現

パーミッションレスなステーブルコインを持つことはとても重要です。金融を構築するためのステーブルコインを提供することに加えて、その基盤の上にある金融構造をパーミッションレスにしたい場合、その基盤事体をパーミッションレスにする必要があります。

DeFiがすべてUSDCで運営されていれば、私たちは皆Circleに資金の管理を任せていることになります。DAIは、中央機関の権限によってユーザーのウォレットから削除できない唯一のステーブルコインです。そのため、オープン・ファイナンスアプリケーションでは、DAIを使用してアプリケーションを構築する際に担保が必要になります。

これらはすべて、Etherをパーミッションレスでプログラム可能な価値のある資産をベースにしています。

Compound

Compoundは、Ethereumのレンディングアプリケーションです。

Compoundは、借り手と貸し手をプールして、各当事者の需要と供給を変動金利と照合するアプリケーションです。これにより、借入金利と供給金利、すなわち借入コストと借入金利が算出されます。

Compoundは担保のために信頼できない。

Compoundをパーミッションレスなプラットフォームにしているのは担保です。借入者はいつでも資産を引き出すことのできる資金があるという保証をするために借入を過剰担保化しなければなりません。

Compoundの担保の大半はEtherであり、借り手は、ローンの担保としてETHを固定しています。このシナリオでは、Etherはパーミッションレスなローンの担保として、長期にわたって価値を維持すると市場で認識されています。このパーミッションレスな担保は、Compoundアプリケーションが借り手からの担保の過剰担保化と自動清算を保証するので、Compoundの融資側に力を与えます。貸し手は借り手を信用する必要はありません。

続きはPART3にて公開

Reference
https://thedefiant.substack.com/p/ether-is-the-best-model-for-money

 

 

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匿名通貨と規制状況|Monero、Dash、Zcash

匿名通貨と規制状況|Monero、Dash、Zcash
MoneroZcashDashなどの仮想通貨は、取引の追跡を各々の特性によって難読化させ、取引所や管理者が不正融資を防ぐための新たな国際的ガイドラインに従うことを難しくしています。


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匿名通貨と規制状況|Monero、Dash、Zcash

MoneroZcashDashなどの仮想通貨は、取引の追跡を各々の特性によって難読化させ、取引所や管理者が不正融資を防ぐための新たな国際的ガイドラインに従うことを難しくしています。

一部の取引所では、追加的なリスク管理要件をどのように順守するかを考えるよりも、コインを上場廃止する方が簡単だと考えています。20198月、Coinbase UKZcashのサポートを打ち切りました。2019910日、OKEx KoreaMoneroDashZcashZCacheHorizonSuper Bitcoin5つのコインを上場廃止すると発表し、20196月に発表された金融活動作業部会(FATF)の規則を引用しました。この流れは明らかに、匿名通貨にとって大きな障壁になると考えられます。

MoneroDashZcashの累積時価総額は約25億ドル(約2,685億円)です。Moneroの価格は20196月中旬から約30%下がり、Dash40%以上下がり、Zcashは約50%下がっていることが確認できます。仮想通貨に投資する資産運用会社、米アーカ社のジェフ・ドーマン最高投資責任者は電子メールで以下のように述べています。「多くの銘柄が上場廃止となり、流動性が枯渇する可能性が高いです」

Europol(欧州刑事警察機構)は、MoneroZcash、それにBitcoinを、インターネットを利用した犯罪に対して警告しています。これらの仮想通貨は追跡が困難なため、テロ資金の調達や、制裁を受けた政府が使用する可能性も考えられます。

例えばMoneroでは、取引履歴の確認ができず(Coinjoin)、犯罪に使用された過去があったとしても、知る術がありません。しかし、Moneroには「View Key」機能があり所有者による取引の監視が可能となっており、Moneroの開発チームは、他の匿名通貨と同様に、FATFの規則を完全に遵守できると述べています。

Dash Core Group Inc.の最高経営責任者であるRyan Taylor氏は、「DashBitcoinと同様、要件を100%満たすことができます」と述べました。なぜDashBitcoinの取引に法的に定義可能な違いがないのでしょうか?

Taylor氏によると、eToroXDashの上場を廃止したが、DashBlockchainIntel及びCoinfirmと提携してDashブロックチェーンのコンプライアンスサービスを提供したことで、サービスは規制当局が必要とする情報を提供することができるようになったとのことです。

ZcashをサポートするElectric Coin Co.で規制関係を担当するJack Garigan氏によると、Zcashには他にも多くの仮想通貨に欠けている機能があるといいます。

Garigan氏は、FATF勧告との互換性は、他の多くの仮想通貨よりも高いと言います。取引所はユーザーにZcashの透過的なアドレスの使用を要求し、追加の匿名機能にオプトインしないようユーザーに求めることができます。

Binanceの最高経営責任者であるZhao Changpeng氏は、2019年917日にツイートし、最大の仮想通貨取引所の融資業務がMoneroZcashDashをサポートすると発表しました。Binanceはマルタを拠点としており、より緩和的な規制を提供すると見られています。マルタは、FATFの準加盟国であるヨーロッパのマネーロンダリング対策機構Moneyvalのメンバーです。

FATFは、20206月に、加盟国がFATFの指針をどのように実施しているかについてレビューを行う予定です。

 

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